アラフォー独身女性が絶対に負け組ではない、たったひとつの理由

アラフォー女性イメージ
「結婚生活の不満をこぼす友人に、アラフォー独身として引け目を感じる。」

「仕事は順調だけど、アラフォーで独身の私は負け組なのかな。」

女として「勝ち組/負け組」という言葉にいつの間にか振り回されて、何だか少し疲れていませんか?

アラフォー独身女性は決して負け組なんかではありません。

あなたが絶対に負け組ではない理由…それはある心理学の巨匠の教えの中にありました。

人生は他者との競争ではない

美人で仕事ができて趣味を思い切り楽しんでいても、30代半ばを過ぎたアラフォー独身女性は「女の負け犬」

2003年に出版された酒井順子さんの著書「負け犬の遠吠え」には、そんなことが書いてありました。

結婚して家庭を築いていれば「勝ち組」、それ以外はとにかく「負け組」というわけです。

アラフォー独身女性の中には、自分を「負け犬」もしくは「負け組」と感じている人も少なくありません。

でもアラフォー独身女性は決して負け組ではない!

そんな教えを説いている心理学の巨匠がいることを、あなたは知っていますか?

その心理学者の名前は、アルフレッド・アドラー。

ユング、フロイトと並び、心理学の三大巨頭と称される心理学者です。

アドラーはその教えの中で、こんなことを言っています。

「人生は他者との競争ではない。」

「誰とも競争することなく、ただ前を向いて歩いていけばいいのです。」

そもそも、勝ち負けとは自分以外の誰か(他者)と何かを競争した結果として現れるもの。

「独身の私は負け組」と感じるのは、「結婚」ということに関して他者と競争しているから感じることなんです。

アドラーの「人生は他者との競争ではない」という教えから考えると、「勝ち負け」という概念はなくなってしまいますよね。

大切なのは「他者と比較して勝っているか・優れているか」ではなく、「あなたが理想とする姿と比較して今の自分がどうなのか」ということ。

このアドラーの教えにそって考えると、アラフォー独身女性のあなたは絶対に「負け組」ではないのです。

しかし、「人生は他者との競争ではない」と言われても、そう考えられるようになるのは簡単ではないですよね。

結婚している人に対して独身という立場であることに、劣等感すら感じてしまう…。

どうすれば「私は負け組ではない」と考えられるようになるのでしょうか。

劣等感は主観的な思い込み

劣等感を感じる女性イメージ
妹や周りの友人たちが結婚して幸せそうに見えるとき、あなたの中では祝福する気持ちと裏腹に焦りや不安を感じることがあるかもしれません。

「独身の私には、あんな幸せを味わうこともできない…」と、まるで自分には価値がないといった感覚−いわゆる「劣等感」です。

この劣等感について、アドラーは次のように言っています。

「われわれを苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」なのだ。」

つまり「結婚している他者」と「独身の自分」を比較した結果生まれた「あなたの勝手な思い込み」だと言うのです。

もしかしたら「結婚している他者」は「独身のあなた」を見て、「仕事や趣味を満喫していて羨ましい」と感じているかもしれません。

しかし、あなたは自分で自分のことを「アラフォー独身の負け組」と見ているのです。

アドラーは言っています。

「問題はあなたがどのような意味づけをほどこすか、どのような価値を与えるか」

ここでもしあなたが自分のことを「独身だからいつでも自由に好きなことができて幸せ」だと思えたなら、劣等感を抱くこともなくなりますよね。

「主観」だからこそ、あなた自身の手でどういった意味づけをするのか、選ぶことができるのです。

言い訳としての劣等コンプレックス

アドラーは劣等感そのものについては、別に悪いものではないと言っています。

この場合の劣等感とは、他者と比較した結果生じたものではなく、理想とする自分と今の自分を比較した中で生まれたもののこと。

「劣等感も、使い方さえ間違えなければ、努力や成長の促進剤となる」というのが、アドラーの見解です。

一方で、こうした劣等感をある種の言い訳に使い始めてしまうことがあります。

例えば
「私は学歴が低いから社会で成功できない」
「私は器量が悪いから結婚できない」
といったこと。

物事がうまくいかないのは、自分の中の劣等感が原因だと考えている状態です。

こうした状態のことをアドラー心理学では「劣等コンプレックス」と呼び、劣等感とは区別しました。

劣等コンプレックスでは「Aだから、Bできない」と、あたかも因果関係があるように捉えてしまいます。

こうした因果関係について、アドラーは「見かけの因果律」という言葉を使っています。

「本来はなんの因果関係もないところに、あたかも重大な因果関係があるかのように自らを説明し、納得させてしまう」と。

そして何もしないうちから「どうせ私は」とか「どうせ頑張ったところで」と諦めてしまうのです。

しかし実際は、状況は現実的な努力によっていくらでも変えることができます。

「あなたがその現実にどう立ち向かうのか、それが問題なのだ。」

アドラーはそう言っています。

非を認めることは「負け」じゃない

自由な女性イメージ
どんなに「アラフォー独身女性は絶対に負け組ではない」と言っても、それに反対する人がいるのは事実です。

そんな人に出会ったときに覚えておいてほしいのが、
自分の意見に反対する人を屈服させようとしないこと。

人は「自分の意見が正しい(相手は間違っている)」そう思った瞬間に、「相手に負けてはいけない」と勝ち負けを争ってしまいます。

他者との関係において勝ち負けを争うということは、「自分は負け組」と感じてしまうことにつながりかねません。

そもそも、「自分の意見や主張の正しさは勝ち負けには関係のないことであり、他の人の意見がどうであれ、そこで完結すべき話」というのがアドラーの主張。

「誤りを認める、謝罪の言葉を述べる、権力争いから降りる、これらはいずれも「負け」ではない。」

「勝ち負けにこだわっていると、正しい選択ができなくなる。」

こうした言葉もアドラーの教えです。

たとえ他の人が「アラフォー独身女性は負け組」だと主張しても、「独身だけど私は今、十分に幸せだ」と心から思うのなら、それは「負け」ではなく正しい道を進んでいると言えます。

同じように「結婚したい」と心から思うのであれば、それに向かって努力し、1日1日を真剣かつ丁寧に生きていきましょう。

「アラフォーだし結婚はもうできない」そう考えるのは、劣等コンプレックス以外のなにものでもありません。

状況は現実的な努力によって、いくらでも変えられます。

状況が変えられるかどうかは、あなた自身が勇気を出して努力するかどうか。

ただそれだけなのです。

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