「昔ながらのお見合い仲介人」や「婚活塾」、その利点と欠点とは

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婚活には色々なサービスがあります。月々数千円のネット婚活から、ある程度の会費がかかる結婚相談所まで様々です。そこでの差はサービスの信頼性や会員の質などもありますが、ひとつにアドバイスの種類もあります。

熱血指導型の婚活サービスとは

ある程度の会費がかかる婚活サービスでは、アドバイザーや先生が、婚活についていろいろなアドバイスをしてくれます。

例えば、一般的な大手結婚相談所では初めにカウンセリングをします。しかし、その後は個人の自主性を優先して婚活をすることになります。

のんびり婚活するのも、集中してアタックするのも自由。あなたがカウンセラーに求めない限りは、あれこれ言われることはありません。あなたが悩んだ時にだけ、自主的にカウンセラーに相談できるシステムが一般的です。

ただ、これでは話が進まない場合があります。めんどくさがりで受け身な性格の人には、あれこれ面倒を見て指導してくれる人が必要です。誰かが叱咤激励しないと、前に進めないのです。

この様な「受け身タイプ」の人に向いているのは、「熱血指導型」の婚活サービスです。「熱血指導型」の婚活サービスには、主に2種類あります。「昔ながらのお見合い仲介人」と「婚活塾」といわれるタイプのものです。

昔ながらのお見合い仲介人とは

これは、昔から個人で経営しているような、結婚相談所です。独身者0〜20人くらいを会員として抱え、その人に合うと思われる相手を探して、お見合いをセッティングします。

会員の人数が少ないので、会員同士のお見合いはできません。そのため、仲介人協会というシステムに登録して、全国の小さな結婚相談所同士で会員を紹介しあいます。

ここでは、あなたに向いている人を、仲介人が過去の経験と勘で選ぶことになります。基本的に、あなたの希望より仲介人のオススメが優先されます。

婚活塾とは

婚活塾は、先ほどの「昔ながらのお見合い仲介人」と基本的に同じシステムです。違うのは「塾」という形で、「先生」をブランディングしていることです。

「先生」が本を出版したり、講演したり、テレビの婚活番組に出演することで、「先生」を売り出します。このブランド化された「先生」の集客力でシステムを拡大しているのです。

そのため、会員数は数十人〜百人超と、少し人数が多いものが一般的。会報やメルマガを定期的に発行して、会員の教育にも熱心です。セミナーも定期的に開かれています。

ここでも、基本的には「先生」のオススメの相手が優先して紹介されます。あなたの希望は部分的にしか聞き入れられません。

「熱血指導型」婚活の利点

「熱血指導型」では、成婚することが大きな目標になります。大きな理由はその料金体系にあります。

通常の大手結婚相談所と違い、「熱血指導型」では高額(20〜50万円)の成婚料が発生します。これは、入会金(5〜10万円)と月会費(数千〜1万円)、お見合い費(1〜2万円)と比較しても金額が大きいのです。

このため、とにかく何とかして結婚させようという力が強く働きます。もたもた婚活されるより、すっぱり結婚していただいた方が商売として儲かるのです。これは、婚活する人の目的とも一致しているので、間違った考えではありません。

この「熱血指導型」と相性が良いのが、受け身タイプの人。自分からはなかなか動かない受け身タイプの人は、親などが見かねて登録することも多いとか。こういった受け身タイプは、意外とスペック(年収、容姿)が良い人も多く、結婚に対する欲求が低いだけの人も多いのです。

こういった人を、カウンセリングで熱血指導し、結婚に対する意識を根付かせて、結婚に至らせる。これが「熱血指導型」の特徴です。

このカウンセリングはかなり辛口ですが、ハマれば非常に効果的です。受け身タイプの人がぼんやり抱いている「結婚に対する妄想」は、ここではスッパリ打ち砕かれます。例えば、異性との交際経験が無い男性などが抱きやすい、「手料理の得意な美しい妻」などは完全否定されます。

昨今の婚活事情や、共働きが主流の現状、自分の年収やステータスと社会的地位などから、自分の婚活市場での位置付けが自分が思っているほど高くないことを思い知らされます。身の程をしらしめることで、結婚相手への高望みを打ち砕くことが目的の1つです。

その結果、極めて現実的な選択肢として、結婚相手に求める条件を設定することになります。例えば、結婚相手に求める条件が「アイドルの〇〇のような顔とスタイルが理想」だった男性は、「平均より太っていなければOK」「顔より相性が合えばOK」という現実な条件が設定できる事になります。

この様に、結婚に対してあまり熱心でなく、現実感がない人には、非常に有効な婚活サービスだと言えます。

「熱血指導型」婚活の欠点

この熱血指導が合わないタイプの人には、このシステム自体が欠点となります。

カウンセラーや先生は、ある意味で、あなたの結婚に対する価値観を再構築します。つまり、今あなたが抱いている結婚に対する価値観をいったん否定して壊します。そのあとで、カウンセラーや先生が正しいと思う知識や見解を教育し、新たな結婚感をあなたの中に定着させます。

この過程は、受け入れられない人にはかなり厳しい体験になります。

具体的には、過去の個人的経験や男女交際の経験などをヒアリングされ、あなたの心理的な弱点や欠点などをズバリ言い当てられます。それがまた的確なので、ますます惨めで辛い裸の自分をさらけ出すことになります。これは、マインドコントロールなどでも利用される心理的手法で、非常に効果的です。

もちろん、「熱血指導型」の指導は、怪しい宗教などではありません。結婚に対する価値観だけをマインドコントロールします。これは、次のタイプの人には合いません。

●自分の価値観が強固で、強い信念がある人

どうしても医者と結婚したい人、ある程度の経済的余裕などの条件は譲歩できない人、アドバイスなどを素直に聞き入れたくない人、アドバイザーも所詮人間だと思っている人、こういう人は洗脳されないので、カウンセリングが苦痛なだけになります。
●自分で色々試して、行動したい人
婚活を通じていろいろな経験をしてみたい人、人と出会い交流することで自分の成長を楽しめる人、こういう人はカウンセラーの指導はあまり必要ありません。逆に自分の希望よりカウンセラーの押し付けが強いことに馴染めないでしょう。
●好奇心旺盛で、失敗も気にしない人
こういった人も自分でいろいろ試行錯誤した方が得るものが多いはず。カウンセラーと話しても、おそらくピンと来ないでしょう。
●プライドが高くてメンタルが弱い、価値観の破壊に耐えられない人
高学歴の理系男子などに多いのですが、洗脳の過程に耐えられず心に傷が残る人がいます。プライドが高くメンタルが弱いので、過去の交際経験などで否定的なことを言われることに耐えられないのです。こういった人は、熱血指導は辛いばかり。自分で頑張って婚活するほうが人間的にも成長できて楽しめるでしょう。

こういったタイプの人は、「熱血指導型」では、合わないのです。その特徴である「熱血指導」が欠点となります。

あなたに合った婚活を

婚活にはいろいろな選択肢があります。どれが正解というわけではありません。大切なのはあなたの性格にあった婚活サービスを選ぶことです。

信頼できて、あなたに合った婚活サービスを探して下さい。

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