好きじゃないのに結婚したイメージ
えっ? 好きじゃないのに結婚しちゃったの?

なんで? 結婚って、好きな人とするものじゃないの?

と疑問の声が聞こえそうです。

でも好きじゃない人との結婚もあるんです。

美和子さんの告白

美和子さんは、40歳。

全体的に柔らかい空気をまとっていますが、性格はちょっとキツメ。
熱くなりやすい性格なので、時には機関銃のように喋りだして、止まらなくなることも。
特に愚痴と恋愛の話をし出したら、もう止まりません!(笑)

そんな美和子さんと久しぶりに会った時のこと。妙にあっさりとした口振りで

「あっ、そうそう。私、結婚したんです。」

と、その報告にビックリ。

半年前の美和子さん

なぜなら、ほんの半年前には、

「結婚したいんですけどね。出会いがないんです。
あったとしても、タイプじゃない人とばっかりで。
結婚はしたいんですけどね。
でもなぁ…。」

なんて言っていたのです。

その時美和子さんに話したのは、

  • 婚活パーティーの雰囲気がどんな感じなのか
  • きちんと選べばネットでの婚活もできる

などということ。

美和子さんの答えは

「う〜ん。やっぱり婚活しないと…ですよね。
出会いがないなんて、言ってる場合じゃないですね。
それは分かってるんですけど…。」

という具合でした。

さらなる告白

美和子さんからの結婚報告は、ビックリしたものの、嬉しい報告でした。
心から「おめでとう」と伝えると、美和子さんの機関銃トークが始まりました。

そして
「別に好きってわけじゃないんですけどね。」

と衝撃の告白が!

「別に好きなわけではないんですけど、嫌いではないし。
まぁ良いかなって。
昔からの知り合いで、でも友達って訳ではないんですけどね。」

「なんか一緒に居ても別に嫌じゃないし。落ち着くって言うのかなぁ。
なんか色々、面倒くさいことを考えなくても良いし。
それなら結婚してもいいかな。」

と。

美和子さんが求めたもの

美和子さんが結婚に求めたもの。それは結婚する相手との関係性の中で感じる「心地良さ」だったのです。

この「好きでも、嫌いでもない」と言う関係性に、なんとも言えない心地良さを感じたんですね。

好きの反対は嫌い?

好きと嫌いは、表裏一体、紙一重なんです。
相手の好きな所が嫌いな所になったり、嫌いな所が好きな所になったりは、日常茶飯事です。

例えば、相手の優しい所を好きになったけど、誰にでも優しいから嫌いになったり。

強引な所が嫌いだったけど、リーダーシップを発揮しているのを見て好きになったり。

ギャップにやられてしまうのに、似ていますね。そんな経験、あなたにもありませんか?

「好き」と言う感情も、「嫌い」と言う感情も、相手のことを強く意識しているからこそ、起きる感情なんです。

ちなみに、好きの反対は、嫌いではないんです。「無関心」なんですよ。

さすがに「無関心」は…、いただけません。

好きでも、嫌いでもない

では相手のことを「好きでも、嫌いでもない」だったらどうでしょう?
好きになる所もないけど、嫌いになる所もない。もちろん無関心ではありません。

「好きでも、嫌いでもない」と言うことは、相手のことを、意識し過ぎるわけでもなく、かと言って無関心なわけでもない。
お互いに、ほど良い距離が保てている関係と言えるのでしょう。

よくある「空気のような存在」が、この関係なのかもしれません。

「けど」と「だから」

1つ何か気付きませんか? 

美和子さんは、好きでも嫌いでもない「けど」結婚しました。
好きでも嫌いでもない「から」結婚しないと言う選択肢もあったのに。

どう捉えるかによって、選択肢は広がり、その先の結果は変わってくるのです。

結婚における「好き」って?

でも、やっぱり好きでもないのに結婚なんて、ちょっと寂しい! と、あなたは思うかもしれません。

大好きだから、価値観が合うから、安定したいから、結婚したい! そう思うのは、当然です。

結婚において大切な「好き」は、相手の幸せを願い、寄り添っていたいと思えることだと思います。

結婚したら、自分にとってメリットがどれだけあるか、を考えるのではなく、一緒にいる人の幸せをどれだけ、考えられるかです。

美和子さんの「好きでも嫌いでもない」には、もしかしたら照れ隠しもあったのかもしれませんね。

結婚の仕方

結婚は、大恋愛の末にするものばかりではありません。
もちろん大恋愛の末の結婚もありますが、「自然な流れで」とか、「なんとなく良いかなって思って」で、結婚した・結婚してみた・結婚しちゃったという人の方が、意外と多いのです。

答えは「ちょうど良い」かも

結婚を考えるときに、好き・嫌いを、フォーカスするのではなく、距離感がちょうど良かったり、空気感がちょうど良かったりと言うような、あなたの「ちょうど良い」にも、ピントを向けてみてください。

そうすることで、今まで「良い人だけど好きって感じじゃない」と思っていた人が、実は「ちょうど良い」人だと気付くかも。

視点を変えると、今までと風景が変わることもあります。

肩の力を抜いて、もっと気軽に結婚と向き合ってみませんか。


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