結婚相談所やお見合いでのプロフィール、身上書はとても大切。具体的な「情報」が詰まっていて、そこから読み取れる内容は文面だけではありません。
ちなみに、ネット婚活では、プロフィールはそのまま信じないこと。少し疑ってかかるくらいが丁度良いでしょう。登録時に本人証明のデジタル写真しかないネット婚活やfacebookアプリでは、偽婚活者が大勢混ざっています。facebookも偽アカウントと形だけの友達は簡単に作れます。
(こちらも参考に⇒婚活中のあなたは注意、婚活に紛れ込「偽装婚活者」とは)
ネット婚活では、プロフィールが正しければラッキーだと考えるくらいが丁度良いでしょう。なるべく早い時点で確認することをオススメします。
結婚相談所やお見合いでは、その点は信頼できます。履歴書、身上書に書いてあることはまず「嘘」ではありません。ただし、その人のことをすべて書いてあるわけではありません。書いていないこと、あるいはその文脈を読むことで、もう少し相手のプロフィールが分かる場合もあります。
書いていないことって何?
例えば学歴の年数
行った学校については嘘はないでしょう。ここでまず確認したいのが「在籍年数」です。通常の大学は4年。一部の学部(医学部・薬学部・法科大学)などは6年です。普通の大学で卒業までに、5年、6年かかっているということは留年しているということになります。
途中で留学していたり、別の道を目指したりしていれば問題ありません。また、社会人になってからは、ふつうに働いていれば問題ないでしょう。
ただ、遊んでいたり、なんらかの理由で留年、休学していた可能性もあります。自分探しの旅にはまる放浪癖があるかもしれません。これが社会人になっても抜けていない人がいますので、そこは一応記憶の片隅に入れておいたほうが良いでしょう。タイミングを見て聞いてみましょう。
また、本人や家庭に何かあった場合、既に解決していればいいのですが、それが続いている場合は結婚した後は自分の問題になります。そういう可能性も一応は考えておきましょう。断る理由ではありませんが、一応、用心するに越したことはありません。
就職と転職の考え方
職歴も同じです。大学を卒業して就職まで期間がある場合、何か資格を目指していてその資格を取得して職に就いた場合や、ダメだったので別の仕事に就いた場合、公務員試験のためなどは普通です。問題無いでしょう。
そうではなく、遊んでいて就職するまでに時間があったり、就職活動に失敗している場合、世渡りが極端に下手だったり、社会人としてメンタルが未熟な方かもしれません。これは、すこし会話すれば分かることでしょう。
次に職歴です。今の時代、転職自体は問題ありません。ただし、転職を何回も繰り返している場合や、退職してから転職までの期間が長い場合もチェックしておく必要があります。
ステップアップのための転職やそれで収入が増えているのならば問題ないのですが、そういう「意識高い系」で転職を繰り返す人は、おそらく結婚してからも何度も転職を繰り返します。
独身のうちはいいのですが、家庭や子どもを持っての転職はリスクもあります。ローンを借りにくくなるという現実的なデメリットもあります。これも事実として、一応意識した方が良いでしょう。個人の好みによりますので、一概に悪いわけではありません。
ただ、逆に解雇されたり、働く意思が低く転職をくりかえしている人はやはり注意が必要です。経済的に問題があるのはもちろん、社会性が低いだけでなく、性格に問題があるのかもしれません。
すこし用心しすぎですが、これも婚活ならでは。嘘はつかなくても、本当のことをすべて書いてあるわけではありません。プロフィールを見るときに、すこしだけ深読みすることを意識しましょう。
疑問点は早めに聞いて解決を
プロフィールを深読みして気になった場合、素直に聞きましょう。
お見合いの場合。疑問点はすべて仲介人に聞きましょう。仲介人は相手もその家のこともすべて把握しているので、答えてくれるはず。わからない場合は、相手の家に聞いてくれます。お見合いの場合は、実際に会う前にすべて疑問点は解消しておきましょう。
結婚相談所の場合は、直接本人に聞くことになります。聞きづらいですが、これは仕方ありません。誠意のある人なら正直に答えてくれるはず。失礼にならない表現で、素直に聞いてみましょう。疑問が解決できれば、スッキリします。不安な点が消えれば、お互いの気持がより近づきやすくなります。また、先に深読みすることで、あとから不安になることを防ぐ効果もあります。
お互い貴重な時間を費やしています。ダメなときは「早めの決断」がお互いのため。疑問は早めの解決がオススメです。大切なのはお互いの相性や、誠実な気持ち。それを確かめ合うステージに進むためにも、早めに疑問は解決を。