婚活での同性はライバル。蹴落とさなければならないと思っている人も多いはず。でも実は仲良くなれば、これ以上ない心強い味方になります。お互いに結婚に向かって活動している「同志」、心は通じ合うはず。
同性が集まって話す機会
婚活では、同性が集まってミーティングをする機会はありません。では、いつ仲良くなればよいのでしょうか。
女子だけの「2次会」を提案しよう
通常、婚活パーティなどの後は、お目当ての男性と積極的に2次会に行くのが優先。でも、なかなかそういう雰囲気にならないときもあります。
盛り上がりに欠いた少人数のパーティなどでは、そのまま何もなく「流れ解散」に。でも、そういうときが「チャンス」です。
消化不良な女子たちに声をかけて、2次会を提案しましょう。何人かはそれに応えて付き合ってくれるはず。
貴重な情報交換の場
婚活では、男性のプロフィールや連絡先は公開されていますが、同性はなかなか分かりません。同性の友達を作れば、婚活の雰囲気やみんなの苦労についてよく分かります。
また、女性同士でそれぞれの婚活歴や現在の活動状況を話し合うと、思わぬことがわかったりします。
例えば、結婚相談所に入会して1年経過した真由さん、実は1年間でまだ1人も会っていないという事実を話しました。みんなが驚くことに、真由さんは逆に驚いた様子。実はPC上での手続きをしていなくて、手紙による交際申し込みだけに絞っていたそうです。
真由さんは、別にPCを持っていないわけでもなく、スマホもネット環境もありました。入会の際にスタッフの人の話を聞き忘れていたとのこと。このため、非常にもったいない時間のロスをしていました。サポート窓口ですぐに対応してもらったそうです。
この様な例のほかにも、いろいろな情報が分かります。
最近のお互いのおすすめ婚活ツール、どのタイミングで交際になるか、交際していたけれど断った例などなど。濃い話がいろいろよくわかります。
婚活サービスの相談窓口ではどうしても一般的な話しか教えられません。具体的な細かい体験を共有できると、とても参考になります。
出会いのチャンスが「友人」から
そこで知り合った同性の婚活友人は、ほかのルートでも婚活をしているはず。そういう「友人ルート」はとても重要なのです。
婚活友人の紹介で結婚した玲奈さん
玲奈さんは結婚相談所で活動していました。最近結婚したのですが、そこで相手を見つけたのではありません。そこで知り合った同性の友人が開いた合コンで、結婚相手を見つけました。相手は医師だったそうです。(その友人は看護師でした。)こういったケースは実はほんとうに多いのです。
ある研究によると、友人を4人たどれば、全ての日本人が繋がると言います。つまり、友人の友人の友人の友人は1億人以上いるということ。普通に婚活するとまず会えない医者との出会いなども、友人つながりだと可能性はあるとも言えます。
(こちらも参考に⇒医者と結婚するために)
結婚相談所で知り合った同性は、結婚という目的が共通しているので、こういう合コンや知人の紹介などは好意的にセッティングしてくれます。これはお互い様なので、あなたも知り合いをどんどん紹介してあげましょう。お互いの紹介で、友人の輪も広がります。
合コンの話があるときに優先して誘う順番で、一番の理由は「自分が前に誘ってもらった」というアンケート結果もあります。どんどん自分から紹介してあげると、あなたにもきっと良いことが起こるのです。これを心理学では「返報性の原理」といい、有名な話となっています。
あなたが結婚相手としては相性が合わないと思っている異性でも、友人にとっては相性が良い人だということもあります。
(こちらも参考に⇒すべての人が結婚できる理由とは。相性の良い相手を探そう!)
初めから「戦友」だからこそ気持ちがわかります
結婚相談所でできた友人は、はじめからお互いに婚活していることは共通。だからこそ、打ち明けられること、相談できることあるはず。同じ「結婚」に向かって戦っている友人は非常に心強いものです。
せっかく、異性のいない2次会で知り合った「ご縁」は積極的に活用しましょう。そして、自分からも情報や機会を提供すること。お互いの幸せを応援しあいましょう。