婚活をすすめると、「相手と会わないな」と思ってお断りすることがあります。
会う回数が少ない場合は、自分も相手もダメージは少ないのですが、付き合いが深くなってしまうと断りにくくなるもの。
しかし、結婚は一生を左右する大切なことです。
ずるずると引きずるよりも、「ダメだ」と思ったら断るほうが、あなたにも相手にも良い結果に。
この断り方、どの様にすればよいのでしょうか。
目次
小規模結婚相談所や婚活塾の場合
小規模の結婚相談所や婚活塾では、その結婚相談所が加盟している仲人協会システムに登録された、他の結婚相談所の会員とお見合いを紹介されます。
相手がもともと希望の条件とちがう場合は、お見合いのあと数回会った程度であれば、断っても問題ありません。
断る回数の目安として、5回くらいは大丈夫。
ただし元々条件にピッタリの相手であった場合は、断る理由をハッキリと結婚相談所に説明した方が良いでしょう。
はっきりした理由もなく断り続けたり、いつもお見合いだけして断り続けると、あなたは「やる気がない人」だと結婚相談所から思われることに。
そうすると、結婚相談所から適当に扱われてしまいます。
小規模の結婚相談所は成婚料を重視する
これは小規模結婚相談所のシステムが原因。
小規模結婚相談所では、入会金以上に成婚料が大きな収入源。
そのため、先ずは入会してもらうことが最初の目標ですが、会員にはなんとしても結婚して欲しいのです。
しかし何度お相手を紹介しても交際に結びつかない人は、効率が悪いので優先順位が後回しになります。
小規模だとどうしても人手が足りなかったり、仲人協会の会員数が少なく、紹介出来る人が限られるという事情もあります。
悪意があるわけではありません。
ビジネスなので、収益をあげないとつぶれてしまいます。
小規模の結婚相談所は実績に要注意
残念ながら小規模の結婚相談所では、成婚率が10%を切っているところが多く、中には実績ゼロというところもあったりします。
一方で大手結婚相談所では20%〜50%の成婚率が一般的。
例えばIBJメンバーズでは、1年以内の成婚率が52%となっています。
もしいつまでも希望に合わない人ばかり紹介される場合は、一度ハッキリと担当者と話をした方が良いでしょう。
相手の回答や対応が納得出来ない場合は、結婚相談所を変更した方が良いかもしれません。
(こちらも参考に⇒大手結婚相談所の一括資料請求について)
小規模結婚相談所では、経営者の判断が全て。
経営者との良好な関係が大切になります。
紹介相手をお断りするときも、これを意識することをオススメします。
小規模結婚相談所の解約トラブル
一部の悪質な小規模結婚相談所では、解約時のトラブルに注意が必要です。
実際に、結婚相手紹介サービスについて年間約3,000件の相談が消費者生活センターに寄せられています。
結婚相談所などの結婚相手紹介サービスについて、2004年に法律が改正されました。
「特定商取引に関する法律」という法律で、結婚相手紹介サービスは「特定継続的役務提供」として指定され、様々なルールが決められています。
具体的には…
- サービス提供前の中途解約は上限3万円まで。(特商法政令第15条、16条)
- 中途解約できない契約は禁止(特商法第44条)
- 中途解約する権利がある。(特商法第49条)
- 事前に中途解約について記載した契約書を交付する(特商法第42条、省令第32条)
ということが法律で決められています。
結婚相談所で解約を拒否されるなどトラブルになった場合は、消費者生活センターに相談しましょう。
独立行政法人 国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/map/
局番なしの188(いやや)
大手結婚相談所の場合
大手結婚相談所の場合には、膨大な紹介者の中から何人も会うことになります。
その中で並行交際をして、お互いが同意すれば本交際になるながれ。
その過程で何人も断ることになりますが、これも上手な断り方が大切です。
本交際前のお断り
並行交際期間中やはじめて会った人を断るのは、辛いですが仕方のないこと。
あまり気にしない方が良いでしょう。
ある程度の条件が合う相手を紹介してもらったとはいえ、性格や相性は会わないと分かりません。
ましてや結婚する相手。
性格や相性が合うと確信できる相手は少ないはず。
これはお互い様だし、仕方のないことです。
並行交際期間中のお断りは、割りきって考えるようにしましょう。
一回目の面会で断る場合、いちばんシンプルなのは、結婚相談所のシステムで「お断り」をすること。
これで自動的に相手に通知されます。
機械的で冷たいという印象もあるかもしれませんが、この段階ではへたに感情をこめるよりも良い場合もあります。
相手のほうが乗り気だった場合は、中途半端にやさしいメールを送っても、余計に辛いことがあります。
また相手に可能性があるのかと勘違いされる恐れもあります。
断る場合は機械的な断りが良いかもしれません。
メールでのお断り例
お互いなんとなく合わなかった感触があり、気持ちを伝えたい場合は、メールでお断りするのがオススメ。
上手に相手に伝えて断りましょう。ポイントは
- お礼を言う
- 相手に非がないことを書く(でも可能性はないことをハッキリ表現する)
- 相手の今後のご縁を祈る
の3点です。
例えば、女性の場合こんな感じです。
私なりに考えさせていただきましたが、○○さんはとても素敵な方ですが、結婚観や仕事の考え方、価値観に相違があると思います。
結婚は大切なことなので、お互いのためにも今回の出会いはここまでにさせていただければと思います。
○○さんは非常にやさしい方ですので、素敵なご縁があると思います。
今後の素敵な出会いとご活躍をお祈りいたします。」
あまり色々と書くと言い訳がましくなります。
これくらいシンプルな方が良いでしょう。
初めは辛い経験ですが、なるべく早い段階でお断りする方がお互いのため。
難しく考えず、割り切ることが大切です。
本交際後のお断り
もしあなたがまだ迷っているのなら、こちらも参考に
⇒ときめかない? その相手との結婚は〇〇だった!!
⇒この人と結婚? 婚活で迷ったあなたの「本心」を知り納得する方法
本交際でも、初期だとまだ断わりやすいですね。
並行交際とそれほど変わりません。
もちろん相手には誠意をもって説明する必要があります。
とにかく、お互いのためにも、決断は早いほど良いのです。
早めの決断を優先しましょう。
お断りする場合、先ずはメールが良いでしょう。
先ほどのメールの文面に、思ったことを素直に追加します。
そして、その段階での親密さにもよりますが、出来れば電話で説明だけでもした方がよいでしょう。
お断りのきっかけとなる言動や事件があれば、お互い心当たりがあるもの。
それとなくキッカケを説明してお断りすることで、お互いの気持にけじめがつけられます。
また、まれに「相手が結婚をなかなか決断してくれないこと」が原因で断りたいというケースもあります。
この場合は、二人で一度ハッキリ話し合って、お互いの結婚観を再確認することも大切です。
(こちらも参考に⇒結婚相談所では、会って3回以内に結婚の話を!)
婚約後のお断り
お断りする場合も、話が婚約まで進んでいると色々難しくなります。
個人の問題だけではなく、場合によっては家族を巻き込んだ問題になります。
きちんと対面で説明し、お互い納得することが大切。
この場合は、誠意をもって、きちんと謝ることしか出来ません。
婚約をしていると、例え相手が原因だとしても、断る側が弱くなってしまいます。
それでも結婚する前だっただけ良かったと考えましょう。
離婚するよりは、婚約破棄の方がまだずっとましです。
それでも問題になる場合、結婚相談所の相談窓口を頼るのも良いでしょう。
とにかく大切なのは、お互いのためになるべく早い段階でお断りすること。
迷ってズルズル引き伸ばして、ぎりぎりで断るとお互い傷つきます。
婚活では、決断は早めを心掛けましょう。
小規模の結婚相談所を利用していて、実績に不安がある場合は、大手の結婚相談所へ乗り換えることも選択肢の1つ。
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