目次
そもそも婚期って何なの?
婚期とは何でしょうか?
一般的な辞書では、婚期とは「結婚に適した年ごろ」と説明されています。
具体的に〇〇才と決まっている訳ではありません。
つまり婚期とは、基本的にあなたの事情で、あなたが自由に決めてよいものなのです。
「〇〇才で子供が欲しい」
「仕事優先で30代を過ごしたい」
という感じで、あなたの事情に合わせてあなたの婚期を決めれば良いのです。
とはいえ結婚は1人では出来ません。
相手があってのこと。
やはり他人の事情も気になります。
ここでは「日本人の婚期」について、とことん調べました。
法律や子供では決まらない婚期
まず婚期に大きく影響する要因を考えます。
それは「法律」と「子供」。
日本の法律では18才以上であれば何歳でも結婚出来ます。
一方で子供を出産したい場合、どうしても年齢の限界があります。
これが出産適齢期です。
一般的な医師の意見では、女性は35才が一つの出産のセーフティーラインだとされます。
(詳しくはこちら⇒子供の出産は何歳まで? 出産適齢期を考えた結婚とは)
また男性の場合、自分が退職する前に子供が成人して欲しいという意見が多いとされます。
そうすると、60才の定年で子供が20才になっているということで、40才には子供が欲しいということです。
つまり、法律で認められた18才の下限から、子供の事情で決まる上限(女性35才、男性40才頃)までのどこかに「日本人の婚期」があるはず。
ただこれだと幅が広すぎますね。
法律や子供の事情の他に、婚期は何で決めれば良いのでしょうか。
婚期は日本人の大多数が結婚する時期
個人の事情や価値感は、人それぞれ違います。バラバラな事情を含めて、婚期を無理やり決めるには、多数決しかありません。
多数決で考えると、婚期とは一般的に日本人が「そろそろ結婚しないとマズいかな」と感じる年頃。これは周りの人がどんどん結婚する年齢です。
つまり日本人の婚期とは、「日本人が結婚する年齢のピーク」だと言えます。
婚期は「平均」よりも「ピーク」
(※ここは細かい話なので、気になる人だけ読んで下さい。それ以外は飛ばして下さい。)
実は平均というのは、すこし実際の感覚とズレてしまいます。
結婚はどんなに若くても18才以上でないとできません。
しかし高齢だと例えば80歳でも結婚できます。
その結果、平均では「高齢で結婚した人の影響」が大きくなってしまい、実際の婚期の感覚とはズレてしまいます。
例えば、5人の人が居ます。
1人が18才で結婚
3人が27才で結婚
1人が50才で結婚
⇒この平均は、30才になります。
27才の時には5人中4人が既に結婚しています。
残り1人は焦りますよね。
でも平均だと30才。
なんだか、ちょっと違和感がありませんか?
50才で結婚した1人の人が、平均年齢を遅くしているのですね。
これと同じことが、最近の日本人結婚年齢の平均にも現れています。
つまり、婚期を知るためには「平均」ではなく、「結婚年齢のピーク」がオススメ。これだと感覚とぴったり合うのです。
まず結婚年齢の平均は?
まず、これは2014年までの結婚年齢の平均の推移です。(厚生労働省人口動態調査より)
じわじわ結婚年齢の平均が遅くなっていることがよくわかります。しかし先ほど説明したように、「平均年齢=婚期」ではありません。一般的な婚期は「平均」ではなく「ピーク」なのです。
女性の婚期は? 結婚年齢のピーク
結婚年齢のピークは結婚年齢の分布図で分かります。これは女性の結婚年齢分布です(厚生労働省人口動態調査より)
平均年齢は、
1994年(20年前)で26.2才
2004年(10年前)で27.8才
2014年現在で29.4才
結婚年齢のピーク(山の頂上)は
1994年(20年前)で25才
2004年(10年前)で26才
2014年現在で27才
つまり、まとめるとこういうことです。
結婚の平均年齢は、高齢で結婚した人の影響が大きいため、29.4才(2014年女性)となっている。
でも、結婚した人の年齢分布を見ると、結婚年齢のピークは女性で27才(2014年女性)。
(20年間で2才しか変わっていない。)
つまり、日本人の婚期とは、女性は27才頃(2014年調査結果)だと言えそうですね。
(こちらも参考に⇒みんなどれくらい付き合ってから結婚しているの?)
男性の婚期は? 結婚年齢のピーク
こちらは男性の結婚年齢分布です。(厚生労働省人口動態調査より)
男性の場合は、結婚年齢のピークである28才頃が婚期といえそうですね。
婚期を過ぎるとどうなるの?
結婚できる確率が急に低くなる
婚期を過ぎるとどうなるのでしょうか?
あくまで数字の話です。
あなたの年齢で5年以内に結婚できる確率を計算しました。
国勢調査(2010年、2015年)を元にしているので、かなり信頼性の高いデータとなっています。
(詳しくはこちら⇒決定版! あなたが5年以内に結婚できる確率とは(各年齢別))
未婚女性が5年以内に結婚できる確率は、
26才の43.5%がピーク。
35才で21.5%、
40才では9.3%へと下がります。
男性の場合、5年以内に結婚できる確率は
26才の34.6%がピーク。
35才で17.8%、
40才では8.9%へと下がります。
未婚率が急上昇している
実は今、結婚できない(しない)人が急増しています。
こちらは厚生労働省の調査による、未婚率の推移です。
このデータから分かることをまとめるとこうなります。
- 男性35歳、女性31歳には約60%が結婚している。
- 男性の20%、女性の10%は50才になっても、結婚していない。
男性の5人に1人、女性の10人に1人が50才でも結婚していないのが現実です。
婚期を過ぎると、結婚すること自体が難しくなっているのですね。
(こちらも参考に⇒晩婚化はウソ! 正体は〇〇化の恐怖)
お見合いが減ったことが原因
なぜ結婚が難しくなり、未婚者が増えたのでしょうか。
原因は、お見合いが減ったことだといわれています。
さらに40才の未婚率に注目すると、男性の3人に1人、女性の5人に1人が未婚となっています。
未婚者のチャンスは広がっている
このように今は、普通に生活していれば自然と結婚する時代ではなくなってしまいました。
なんだか暗い話になってしまいましたが、裏を返せば明るいニュースでもあります。
実は独身者が増えている分だけ、積極的に行動すれば理想の相手と出会えるチャンスも増えているのです。
こちらも参考に
⇒手遅れ婚活? 30代女性が知るべき現実とは?
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