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結婚相手に求める条件は、ついつい増えるもの
婚活を始めると、結婚相手に求める条件について色々考えてしまいます。
リアルに結婚をイメージするほど、条件も細かく思い浮かんできたり。理想の旦那様はこんな人…なんて盛り上がってしまいます。
また婚活サイトや結婚相談所などでは、登録する際に相手に求める条件を聞かれます。
あえて聞かれると、それまで特にこだわっていなくても、ついつい条件を設定したくなるのもの。
結局、結婚相手に求める条件はついつい増えてしまいます。
高望みとは存在しない条件を望むのこと
なかなか「結婚相手に求める条件」を満たすお相手に出会えないと、条件が高望みなのか不安になることも。
そもそも結婚相手に希望する条件の「高望み」とは何なのでしょうか。
例えば…
- ジャニーズのメンバーと結婚したい
- 資産1兆円のアラブの石油王と結婚したい
もしこれを本気で婚活の条件にしているなら、高望みだと言われても仕方ありません。(笑)
では、これは高望みでしょうか?
- 大手総合商社勤務の男性と結婚して、結婚後は海外駐在に同行したい
- 共働きを認めてくれて、家事や育児も分担してくれる、優しくて、背が高くて、イケメンの男性と結婚したい
これだけなら、決して高望みではありません。ではこの条件が両方だとどうでしょうか?
- 大手総合商社勤務で共働きを認めてくれて、家事や育児も分担してくれる、優しくて、背が高くて、イケメンの男性と結婚。結婚後は海外駐在に同行したい。
これだと、いきなりハードルが上がります。それは「存在しない条件」になってしまっているから。
例えば、大手総合商社に勤務していて、平日に定時で帰宅する人は、まず居ません。
つまり平日に家事や育児をしてくれる大手総合商社勤務の男性は世の中に存在しないのです。
また海外駐在と共働きも両立はできません。
この様に、冷静に考えると同時に成立しない条件を、ついつい良いとこどりで希望してしまうことが高望みなのです。
高望み女子にならない方法とは
では、実際に存在しない条件を追い求める「高望み女子」にならないためには、どうすれば良いのでしょうか。
答えは、
- その条件を満たす男性が何人くらい存在するのか、ざっくり調べてみること。
- その条件に近い人に会って、実際の話を聞いてみること。
これだけで、大丈夫です。
ちなみに、ざっくりとした人数を調べる例として、こちらを参考にして下さい。
(年収について⇒結婚相手に求める理想の年収と現実はこんなことに、、、)
(例えば医者について⇒医者と結婚するためには)
もし、本気で調べても見つからない場合は、問い合わせいただければ調べてみます。
またyahoo知恵袋や教えてgooなどの質問サイトでも、親切な人が教えてくれます。
またあなたの希望する条件に近い人の話をきくと、本当にその条件をあなたが求めているものか、リアルに感じることができます。
業界の人なら誰でも知っている常識でも、世間では全く知られていなかったりします。
例えば、弁護士といえば高収入なイメージがありますが、現実は全く違います。
【参考】弁護士と結婚したい? これを知らないと大きな間違いに…
話を聞く相手は既婚者の方が良いでしょう。
事情を正直に打ち明けると、いろいろ裏話を教えてくれたりします。
是非試してみてください。
「スペック条件」と「フワフワ条件」とは
高望みでない、そしてあなたが本当に大切にしたい条件を考えるためには、それぞれの条件について注意することがあります。
結婚相手に希望する条件には、大きく分けて「スペック条件」と「フワフワ条件」の2種類があります。
スペック条件の例
スペック条件とは、数字などで明確に分けられる条件のことです。
例えば、
- 年収:〇〇万円以上
- 学歴:国公立大学卒以上
- 勤務先:一部上場企業
- 職業:医者か歯医者
- 身長:170cm以上
- 長男、次男
- 資産:〇〇万以上
- 住所:首都圏
- 婚姻歴:初婚
など。誰が見ても判断できる条件ですね。
フワフワ条件の例
一方でフワフワ条件とは、数字などで明確に分けられない条件です。
例えば、
- 優しい
- 頼りがいがある
- 大切にしてくれる
- 家事や育児を分担してくれる
- 価値観が同じ
- 明るい
- コミュニケーション力が高い
などは、数字で明確に表現できません。
こういったフワフワ条件は人によって感覚も違うので、あなたの感覚であなたが判断する必要があります。
スペック条件の注意点
スペック条件では、注意点が2つあります。
- スペック条件を一つ増やすと、候補者が半減する。
- スペック条件には、同時に希望してはいけないものがある
条件を増やすと誰もいない
スペック条件は数字できっちり分けられるので、婚活サイトや結婚相談所で数万人の中から人を絞るときは便利です。
その分、容赦なく人数を絞ってしまいます。
例えば、すこし惜しいひととか、他は良いのにそれだけは足りていない人なども、切ってしまうのです。
だから、あまり絞りすぎると、誰もいなくなってしまうことも…
例えば、婚活サイトで10万人の中から絞り込むとします。
- スペック条件1つ目:家が近い(首都圏)
これで10万人⇒4万人に減る - スペック条件2つ目:年齢が近い(30才±3才)
これで4万人⇒1万人に減る - スペック条件3つ目:年収600万円以上
これで1万人⇒300人に減る - スペック条件4つ目:身長175cm以上
これで300人⇒20人に減る - スペック条件5つ目:長男ではない
これで20人⇒5人に減る
5人の中から、フワフワ条件を満たす相手を見つけられるでしょうか?
顔や性格、価値観などが合う相手を、5人の中から見つけるのは難しいでしょう。
つまり、これでは絞り込み過ぎだと言えます。
スペック条件は優先順位を付けて、平均より少し高いくらいのレベルで3つ程度に抑えると、良い人に出会える確率が高まると言われます。
スペック条件3つだけでも、10万人から300人くらいには絞り込まれてしまうのです。
試しにこちらの大手婚活サイトで、条件を色々設定して検索してみるとよく分かります。
⇒結婚し隊がおすすめする大手優良婚活サイト(全て登録無料)
増やしてもOKなスペック条件
ただしスペック条件には増やしても大丈夫なものもあります。
それは「相関関係のある条件」です。
相関関係のある条件の例として…
- 年収
- 職業・勤務先
- 学歴
- 資産
があります。
相関関係を考えると
- 高学歴の男性
→大手企業に努めている人の割合が多い - 大手企業の会社員
→年収が高い - 年収が高い
→資産(貯金)がある
と考えられます。
必ずしも100%ではありませんが、これらのスペック条件はどれか一つを満たしていると、他も満たしている可能性が高いといえます。
だから、これらのスペック条件を増やしても、対象の人数はあまり減りません。
同時に希望はNGのスペック条件
反対に、同時に希望しない方が良い「逆の相関関係がある条件」があります。
「身長が高い人」と「高年収・高学歴」
男性の身長コンプレックスは、女性の想像以上に強いもの。
身長が低い人は、思春期に悔しい思いをして、中学や高校時代に勉強に励む可能性が高くなります。
その結果、高学歴になるほど高身長の割合が低くなります。
もちろん背が高くて高学歴で高年収の人も居ますが、確率としては下がります。
これは、例えば東京大学の駒場キャンパスなどに行くと実感できます。
新入生の歓迎シーズンは新入生が大勢歩いていますが、小柄な男性の割合が多いことに驚きます。
「地方在住」とも逆の相関関係がある「高年収・高学歴」
また、「高年収・高学歴」の男性は、大手企業などに勤務していることが多いため、比較的都市部に集まっています。
そのため地方に住んでいる女性が近くで男性を探す場合、「高年収・高学歴」のスペック条件を希望すると、人数が限定されてしまいます。
例えば、厚生労働省の調査によると、2013年の平均月給は、
東京:463,833円
愛知:374,821円
大阪:374,611円
これに比較して、地方では
宮崎県:270,125円
青森県:271,862円
北海道:293,860円
あくまで平均ですが、やはり地方だと高収入の人が少なくなることが分かります。もしあなたが地方在住で、「学歴と年収」にこだわる場合は、都心部まで範囲を広げて探すことをおすすめします。
(こちらも参考に⇒遠距離婚活ってできますか? その成功事例とコツとは)
フワフワ条件の注意点
スペック条件で絞り込んだ後は、フワフワ条件で相手を探すことになります。
結局会わないと分からない
フワフワ条件は、ごく一部の「顔の好み」などを除いて、直接会ってみないと分かりません。
そのため、1人ずつ直接会ってあなたのフワフワ条件に合う人なのか、見極める必要があります。
これはとても時間と手間がかかる作業。
でもこれを避けていては、婚活は前に進みません。
会うほど感性が磨かれる
ある程度の人数の男性と会うと、少しずつ男性を見る目と感性が磨かれてきます。
初めはなかなか性格も本性も分かりません。
しかし何人か別の男性と会うことで、僅かな違いが見分けられるようになります。
チョットした気遣いや、会話の中で垣間見える感情など。
嗅覚ともいえる感覚が養われます。
こうした感覚を磨くためにも、なるべく多くの人と会って経験を積むことが大切です。
あなたがそういった場に慣れることで、落ち着いて冷静に判断できるようになるという要素もあります。
こちらも参考に⇒婚活で相手の価値観を確かめる方法と、チェックポイントとは
スペック条件は、途中で変える
婚活を始めると、色々考えることになります。
初めにイメージしていたスペック条件も、優先順位が変わることがあります。
婚活当初は、身長が175cm以上を希望していても、色々な男性と合ううちに、太っていなければいいと思うようになったり。
年収800万円以上を希望していたけど、それより安定した会社員で転勤がない方が良いと思ったり。
そんな時は、遠慮せずにどんどん希望条件を変更しましょう。
条件を変更することで、あなたが本当に結婚したいと思う人と出会う精度は、ますます高くなると考えて下さい。
あなたが本当に大切にしたい条件に、あなた自身が気付けたのです。
フワフワ条件で絞りこめる婚活サービス
婚活サービスも色々考えられ進化しています。フワフワ条件の「価値観」で相性が良いお相手を見つける方法としてこんなものがあります。
Pairs(ペアーズ)のコミュニティ機能
累計450万人が利用している大手婚活サイトPairs(ペアーズ)では、コミュニティ機能というものがあります。
自分の価値観に合った「コミュニティ」に登録することで、価値観の近い人を見つけやすくなります。コミュニティの数はなんと3万種類!
具体的には…
- 甘えたがり
- 嫌なところはお互いに直そうとする関係
- 会いたい時に逢いたい
- 手が綺麗な人が好き
- 無邪気な笑顔に弱い
- もはや結婚できない気がする
- 奥手というより臆病
- 仕事より家族の時間を大切にしたい
- 昼間から飲むお酒は最高!
などなど。
もちろんあらゆる趣味のコミュニティもあります。
コミュニティ機能を活用して、婚活に成功した体験談はこちら
⇒Pairs(ペアーズ)で36才女性が3ヶ月で出会った方法とは
Pairs(ペアーズ)の口コミ評価はこちら
⇒Pairs(ペアーズ)の口コミ評価
Zwei(ツヴァイ)の価値観マッチング
イオングループの大手結婚相談所Zwei(ツヴァイ)では、独自の32項目価値観診断システム「愛・コンパス」でマッチングできます。お互いの価値観や人柄の相性が良い人が分かります。
Zwei(ツヴァイ)について詳しくはこちら
⇒結婚相談所(データマッチング型)の特徴とトップ3社の徹底分析
大手結婚相談所でプロに相談
大手結婚相談所のコンシェルジュ型といわれるタイプでは、担当コンシェルジュ(カウンセラー)があなたの性格や価値観にマッチする人を考え、紹介してくれます。
またコンシェルジュに相談することで、自分では気づかなかった価値観に気付かされるというメリットもあります。
特にスペック条件の数字(希望年収等)などは、友人には相談しにくいですね。こういった内容は、逆にカウンセラーには相談しやすいのです。カウンセラーもそういった相談には慣れているので、豊富な経験から的確なアドバイスを受けられます。
また婚活では、どうしても心がすり減りがち。落ち込んだ時も、冷静かつ温かいアドバイスをもらえると、必要以上に悲観的になることもありません。1人だとついつい気が滅入ってしまい、必要以上にスペック条件を下げてしまうこともあります。
これらの大手結婚相談所では、初回のカウンセリングは無料。
試しに一度受けてみるのも良いでしょう。
詳しくはこちら
⇒結婚相談所(コンシェルジュ型)の特徴と定番3社の徹底分析
婚活で大切なのは、登録している人数が多いこと。
人数が多いと、条件で絞り込んでもある程度の人数が残ります。
登録者数が一番豊富なのは手婚活サイト。
毎日1,000人〜4,000人が登録しています。
登録無料なので、試しに登録して、あなたの条件に合う人が何人くらいいるのか確かめて見て下さい。
⇒結婚し隊がおすすめする大手優良婚活サイト
もしあなたが「1年以内に結婚」をイメージするなら、結婚相談所が良いでしょう。
例えば、エン婚活では、月額14,300円とフィットネスクラブ並み。
3ヶ月以内に出会いが無ければ全額返金保証もあります。
その他の結婚相談所は、こちらでまとめています。
⇒結婚相談所のトップ14社比較と最適診断チャート
まずは資料を取り寄せてみるならこちらが便利。
⇒大手結婚相談所にまとめて資料を請求
気になった婚活ツールはいろいろ試してみましょう。婚活ツールを平行して利用することで、自分にあった方法を早く見つけられます。
「ひとりだと何だか寂しい」
「婚活しようかな」
「結婚したいな」
あなたのその気持ち大切にして下さい。