自分は趣味がオタクだから、婚活では嫌われてしまうのではないか。あるいはオタクであることを隠して活動しなければならないのではないか。そう悩んでいるあなた、意外とそうでもありません。
最近は婚活サービスも多様化しています。オタクに向いた婚活サービスもあるのです。
「趣味」をどう表現すればよいのか
婚活パーティーや結婚相談所の自己紹介のプロフィール欄には「趣味」の欄があります。通常は「読書」や「料理」「音楽鑑賞」といった差し障りのない書き方をしますが、オタクはどこまで書けばいいのか微妙ですね。
表現の工夫
そこで勧めたいのが、趣味の欄の1つで小さくアピールすることです。「旅行」「テニス」に加えて「アニメ」とあれば、アクティブな人ではあるけれどもオタク的な属性もあるということを相手に知らせることができます。
そういう趣味に理解がなかったり拒否反応がある人は、これだけでもなんとなく分かります。この段階であなたのほうからフィルタにかけつつ、理解のある人だけをピックアップできます。
オタク趣味だけを全開にして「アニメ」「TVゲーム」「ライトノベル」などと書いてしまうと、ぎりぎり許容してくれる人も敬遠してしまいます。本当に自分の趣味と合う人しか承諾されず、選択の幅を狭めてしまいます。
ストライクゾーンを広く残しながら、適切にアピールしましょう。
敵はつくらない
例えばあるプロ野球チームのオタク(熱狂的ファン)だったりすると、ライバルチームのファンは全く受け付けてもらえません。せっかく同じ野球オタクでも、仲良くなれないのはもったいないですね。
出会いの範囲を狭めてしまいますので、敵をつくるような趣味のアピールは避けたほうが無難。できればひいきのチームなどは書かない方が良いでしょう。
意外と増えているオタク婚活
なるべくなら、出会う段階で趣味や価値観を共有しておきたいもの。たとえば大手結婚相談所ではそうした要望に応えるため、テーマを限定したパーティが増えています。これは、会員の母数が多いからこそ可能になるもの。
パーティの具体例
具体例では「『ワンピース!』好きの人限定パーティ」や「『銀魂』好き限定パーティ」「ディズニー好き限定パーティ」など。
ポイントは、オタク趣味であっても男女の偏りが少ないもので有名なものが多いようです。ファンが多くても男女比が偏っているとお見合いパーティとしては成立しません。これは納得ですね。
パーティメニューは毎月さまざまなテーマで行われます。あなたの好きな内容があれば参加してみて下さい。パーティに来るのは同じ趣味の人、マニアックな話題で盛上がりましょう。
結婚相談所の会報誌
そのほか、大手結婚相談所の会報誌などで、(毎回のプロフィール紹介とは別に)相手を募集することができます。
ここでは、具体的に自分の趣味や価値観を書くことができますので、「○○というマンガが大好きで・・・」と書けば、全国の会員の異性からそれが好きな人がいればアプローチがある場合があります。ピンポイントで相手が見つかるかもしれません。
自分の趣味を無理に変える必要はありません。婚活サービスも多様化しています。
会員数が多いサービス(たとえば大手結婚相談所など)であれば、きっとあなたを理解し、価値観を共有できる相手が見つかります。まずは前向きに行動をしてみてください。