結婚相談所は婚活の王道ともいえるサービス。
でも具体的な流れがよく分からない…という意見も。
ここでは結婚相談所で出会い結婚するまでの流れを、ざっくりと解説します。
目次
入会から交際、結婚まで
- カウンセラーとの面談で、結婚への意思やこだわり、希望する相手の条件などをきめる。
- 入会金と年会費を支払い、証明関係の書類を提出する。
- 運転免許証
- パスポート等の写真付き証明書
- 住民票
- 社員証
- 源泉徴収票や確定申告の写し
- 独身証明書など
- プロフィールと写真を提出する。
プロフィールは決まったフォーマットに記入する。
氏名、年齢、血液型、身長、生年月日、出身、最終学歴、職業、勤務先、年収、喫煙、飲酒、資産、資格、婚歴、親との同居、自己PR等。 - パソコンで異性のプロフィールを検索して、相手を決めたら結婚相談所へお見合いを申し込む。
同時に自分も異性の登録者から検索される状態になっているので、異性が気に入ってくれたら自分にお見合いが申し込まれることもある。
(※コンシェルジュ型など一部の紹介所は、毎月決まった人数が紹介される方式で、自分では選べない場合もあります。) - お見合いを申し込まれた人に結婚相談所から連絡がある。
- 双方が了解したら、お見合いがセッティング。
お見合いは無料の場合と、一回ごとに5千円〜1万円の料金の場合があります。
結婚相談所は同席しない方が一般的。
同席しない場合は日時と場所だけが決められます。
週末の午後にホテルのバー・ラウンジが定番。
この時に連絡先はお互い明かさないことが多い。
(当事者同士で初めから連絡を取り合い、日時と場所を決める相談所もあります。) - 後日、お見合いの結果を結婚相談所へ報告。
相談所によっては、お互いがOKの場合に限り、連絡先がお互いに明かされて交際がスタートする。 - 結婚相談所のカウンセラーと相談しながら、3ヶ月程度交際する。
3ヶ月後にこの後も交際を続けるかどうか決断する。
この3ヶ月間はお見合いや他の人との交際も平行します。
この期間を「並行交際」といいます。 - 3ヶ月以降も交際を続ける場合は、平行して活動できなくなり対象を一人に絞る。
この期間を「本交際」と呼びます。
休会制度がある場合は、休会して交際する。 - このあと契約期間中はカウンセリングを受けながら交際する。
婚約して結婚した場合、サービスによっては成婚料を支払うシステムもある。
結婚相談所ではここに注意!
- 入会前に比較検討。
サービスの内容は様々です。
少なくとも次の点は確認しましょう。- 会員数
- 年齢層
- 費用やオプションの料金
- 成婚料の有無
- 会員限定パーティーの有無
- カウンセラーのサポート体制充実度
- サービスの特色
- 入会はキャンペーンを利用。
入会キャンペーンなどを利用するとお得に入会できます。
一括資料請求を利用すると特別キャンペーンがあったりします。 - 写真はプロに撮影。
写真はお見合いの成否に重要な要素です。
写真はスタジオでヘアセットと衣装まできちんとして撮影すると、イメージが全く違います。
後々使えるので、写真にお金をかけましょう。こちらも参考に
⇒写真は婚活の超重要アイテム! こだわるポイントはここ! - プロフィールは具体的に。
特に趣味は細かい内容まで記入しましょう。
ただの『スポーツ鑑賞』ではなく、サッカーの誰々が好きだとか、学生時代に野球部でいまも草野球を続けているなど。
音楽もジャンルやアーティストなど細かく書きましょう。 - 結婚相談所を積極的に利用。
お見合いはどんどん申し込む、イベント等は積極的に参加する、担当のカウンセラーにも頻繁に連絡をとる。
できることはなんでも積極的に動きましょう。 - 会員限定パーティーには積極的に参加。
結婚相談所は基本的に相手を探してお見合いを申し込むデータのマッチング型が主流ですが、そこでも追加サービスで会員パーティーがあるはず。
パーティーには参加しましょう。
データと写真と実物はどうしても違います。
データでは分からない魅力にお互い気付く良い機会となるのです。
会員限定なので、ふつうの婚活パーティーとは真剣度も質も全く違います。
結婚相談所のパーティーとは
結婚相談所主催のパーティには、大きく分けると
「シーズン行事に合わせたパーティ」
「出会いを工夫したパーティ」
の2種類があります。
パーティはオプションメニューです。
参加すれば追加費用が発生します。
シーズン行事に合わせたパーティ
シーズン行事とは、クリスマス、バレンタイン、ハロウィン、サマーパーティなど各シーズンのパーティー。
大きなホテルのイベント会場を貸し切って盛大に行われます。
人数は数百人にも及び、場合によっては、年齢によって2つや3つに時間や場所を分けて開催されることも。
クリスマス前などは、いろいろな面で参加者の心理的なハードルは低く、出会いのチャンスが拡大。
通常のプロフィール紹介では交際にならない場合でも、実際に会うことで意気投合し交際が始まる可能性も高いのです。
パーティ会場もロマンチック。
素敵な照明やツリーなどムードも満点です。
注意点としては、参加者が多いのですべての人と会話をすることは不可能だということ。
しっかりと見定めて、効率的なアタックが大切です。
ただし、ライバルも大勢います。
アピールが苦手な人は、特に参加者の多いパーティではなく、少人数のパーティーの方がよいかもしれません。
出会いを工夫したパーティ
少人数で着席型
着席で少人数のパーティです。
レストランの昼休みの時間に行われることが多く、座って落ち着いた雰囲気で話すことができます。
途中で何回か席を替わることがあり、いろいろな相手と話すことができます。
盛り上がれば2次会に行くという流れもあります。
そうなったほうが親密になり、うまくいく確率も高いようです。
カップリング型
婚活パーティーでもよくある形式。
男女各30人ほどが向かい合って座り、数分会話したら席をどんどん変わっていきます。
事前にプロフィールを書いておいて、相手のプロフィールを見ながら会話できます。
全ての人と必ず会話できるので、話せなかった人がいるということはないのですが、時間が短いのでその中でどれだけ好印象を与えられるのかがポイント。
一巡した後は、気に入った異性を投票し、うまくマッチングすればお互いの連絡先を交換します。
趣味や年齢の限定パーティー
年齢や趣味を限定したパーティもあります。
例えば、男性でも「姉さん女房がいい」という人もいますので、男性20代、女性30代限定のパーティなども開かれます。
逆もあり、男性40代以上限定(女性は年齢不問)といったパーティも。
相手の年齢は、毎回の紹介の条件設定である程度限定できますが、この方式ならば確実にその年齢層の人だけに会うことができます。
趣味を限定したものもあります。
例えば、クラシック音楽が好きな人限定パーティや、旅行が好きな人限定パーティなど。
話もはずみやすく、うまくいく可能性があります。
その他、様々なパーティーが
その他には、形式を工夫して、屋形船を借り切ったりして、非日常の空間を作り出して、そこで交流をするというものがあります。
また、ガラス工芸の体験など何かを一緒にやって、異性の内面をすることができるイベントもあります。
とにかくいろいろなパーティメニューがありますので、ご自身に合ったものが見つかると思います。
パーティに自信のない人は?
パーティーに自信のない人も出会える会があったりします。
お茶会
パーティが苦手な人も出会えるのが結婚相談所。
結婚相談所にもよりますが、500円〜1000円でお茶会形式で話せる会もあります。
人数も男女各5人程度と非常にアットホームで話しやすいもの。
場所は結婚相談所の事務所内が多いです。
小人数なので1人だけ話題に置いていかれるということもありません。
このような場で初対面での会話の経験を積むのも良い経験になります。。
結婚相談所の会報誌とは
大手結婚相談所に入会すると毎月会報誌が送られてきます。
内容は、結婚に関するコラムや、実際に結婚したご夫婦のインタビュー、毎月のパーティやイベントの案内など。
そのほかにも交際相手を募集するコーナーがあるところも。
結婚相談所では、このプロフィール紹介を使う方法などもあります。
結婚相談所によって細かな違いはあります。ここでは大手結婚相談所Zwei(ツヴァイ)のケースです。
フリーのコメントでPR
会報誌のPRコーナーは、通常のプロフィール紹介と違って、フリーの記述欄があります。
フリーの記述欄では
「○○のファンクラブ所属です」
「毎週ジョギングを一緒に走りませんか!」
など、自分の特徴を細かくアピールできます。
申し込みは、掲載号の約3か月前で費用は約3,000円。
掲載者の性別は男性のほうが多く、だいたい6:4くらい。
掲載時には下の名前と年齢、住所(都道府県)は掲載されますが、会員番号は載りません。
通常、紹介される人は自分の居住エリアの人がほとんどですが、この会報誌のページは全国の会員が読んでいます。
特に地域に限定した交際相手募集ではありません。
年収もこの時点ではわかりません。
掲載後は、約10日をめどに第一回目の申し込み募集、次の10日をめどに第二回目の申し込み募集になります。
この期間に会報誌を見て、「この人と会ってみたい」という人がいれば、申込書(手書き)を記入し、会員サービスに送るか近くの事務所によってスタッフに手渡します。
ここには自分の連絡先(携帯番号やメールドレス)を記入します。
本名や会員番号を書いてもOK。
全国から申し込まれた申込書は、その人ごとに分かれれて募集期間ごとに2回に分けて、掲載本人に届けられます。
紹介と引き合わせ
大手結婚相談所では、月会費や入会金に応じて紹介される人数が決まっています。
会費を多く支払えば、それだけ人数が増えるところが多いです。
ただ成婚率を挙げるために、様々な工夫あり、なかにはパンフレットには書いていない「引き合わせ」もあるようです。
引き合わせの例
ある日結婚相談所の会員の男性(38歳)の携帯電話に、入会している結婚相談所の人から電話がかかってきました。
「ひょっとしてこういう経験ありますか?」との始まりで、お見合いの個別打診が。
通常は、毎月数人のプロフィールが送られてきて、希望した人と個別に本人同士でスケジュールを決めて合うのがスタンダードな流れ。
男性には直接結婚相談所の人から電話があり、とあるホテルのラウンジでお見合いをしませんかというもの。
時間のセッティングも相談所の人が行い、ある日の夜に決まりました。
ホテルのラウンジのお茶代は、全部先方(女性側)持ち、男性に負担は一切発生しませんでした。
雰囲気は「お見合い」そのもの。
両者の紹介を相談所の人が行ってくれて、話に入りやすいようにいろいろと話題を振ってくれました。
しばらくすると、「あとは2人でごゆっくり」と言って立ち去って2人だけの会話になったとのこと。
ホームページにも入会の際にもそうしたことは一切説明がありませんでした。
結婚相談所では、ひとの性格に合わせてきめ細かい対応をしているのですね。
まずは無料カウンセリングで
この様に結婚相談所では、あなたにあった出会いがあります。
1年以内の成婚率が高いところでは50%を超えるところもあるのは、こういった工夫があるからなのですね。
結婚相談所の選び方はこちらを参考に
⇒結婚相談所のトップ12社比較と最適診断チャート