婚活をするとすぐに気付きますが、女性は思った以上に結婚に対して現実的です。女性は、(特に付き合う前に)結婚相手のスペック(年収や身長、貯金など)を重視します。
例えば、よくある話だとこんなものがあります。
- 婚活パーティーで初めに自己紹介をする前は笑顔満面だった女性が、自己紹介で自分のスペックを知られた途端、態度が全く変わって結婚対象外の扱いをされた。
- 結婚相談所のデータベースで自分へのお見合い申し込みが全く無い、申し込んでも断られる。
- 自分よりダメそうな男性が、なぜか婚活パーティーで人気がある。
では女性が、知り合う前にはじめから敬遠する男性とはどの様な男性なのでしょうか。
目次
女性敬遠する条件はこれだ!
女性が敬遠する条件はズバリこれです。
- 年収が少ない。
- 年齢の割に預金が少ない。
- 親と同居している。
- 学歴が低い
- 身長が低い
- 容姿が悪い
- 田舎住まい
この条件に当てはまる数が多いほど、女性から敬遠されます。厳しいですが現実です。覚悟しましょう。
ですが、これにあてはまるからといって、諦める必要はありません。挽回は可能です。まずは、自覚して不利な条件をカバーする事をこころがけましょう。
不利な条件を挽回するためには
これらの不利な条件を挽回するためには、色々な方法があります。
1,年収が少ない場合
女性が結婚相手に求める理想の年収は、『かなり高い』です。これは婚活初期の女性ほど、現実が分かっていないのでひどいです。
詳しくはコチラ⇒結婚相手に求める理想の年収と現実はこんなことに、、、
一般的には、20代だと300万円以上、30代だと400万円以上、40代前半だと500万円以上が女性の求める年収の最低ラインになります。これにあてはまらない場合はどうすれば良いのでしょうか。
自分のストライクゾーンを広げる
先ずは自分のストライクゾーンを広げるということです。特に女性と付き合った経験が少ない男性や女性の兄弟が居ない男性に多いパターンとして、若くて美人の女性など『ムリめの女性』ばかり追いかけるという事があります。
残念ながら、若くて美人な女性にはライバルが殺到します。結婚相談所のお見合い申し込み件数が月数百件などという人が居ます。そういう女性は、結婚相手に対する理想条件が非常に高くなります。例えば30代で年収は1000万円以上など。数百人の申込の中にようやく数人いるような厳しい条件です。でも数人はいるのです。美女はそういう人とお見合いをするのです。
また、派手でファッショナブルな女性は、それ相応の努力をしています。努力とは『美に時間とお金をかけている』ということです。ある程度の年収が無いと結婚生活は維持できないのです。
例えば、エルメスのバッグ25万円、ティファニーのアクセサリー35万円、化粧品は月に5万円、脱毛サロン20万円、エステ50万円、洋服代月6万円、、、美に敏感な女性には、これくらい普通です。さらに趣味もお金がかかります。年に2回はハワイへ海外旅行(50万円×2回)。犬が買いたい(20万くらいのブランド犬で餌が月1万、美容院が月1万)。犬を飼うので自宅は必須(数千万)。素敵なシステムキッチン(120万円)、車は国産はイヤ、、、、、、こんな女性とあなたは結婚生活を維持できますか?
色々な条件をもう少し広げてみる
自分の結婚相手に要求している条件が厳しすぎないか、いちど考えてみましょう。例えば年齢は30代でも35歳までは許容するとか、スタイルはモデル体型でなくても、極端なデブでなければ良いとか。芸能人のようなルックスでなくても、笑顔が素敵だったら良いとか、、
本当に幸せな結婚生活を送るために大切なことは、コミュニケーションの相性や、結婚観が合うことなど、スペックではわからないことがほとんどです。条件で絞り込むのではなく、条件を広げて、色々な出会いを求めることを心がけても良いのではないでしょうか。意外な良い出会いがあるかもしれません。
年上のキャリア女子を狙う
年収が少ない男性の場合は、一般的に相性が良いのは「年上のキャリア女子」という話があります。バリバリ働いている女性で貯金がある程度あると、結婚相手に対する年収のこだわりが少ないという傾向があります。この場合、年齢が若いとかなり有利になります。
結婚後の共働きが許容できる男性で、アラフォーの女性でもOKであれば、この層を狙ってみると良いかもしれません。
年収は少ないが自由な時間があり、共働きOKで家事も分担できることをアピール。
出会いのキッカケがなんとかつかめたら、年収が少ないことの代わりに自由な時間があり、家事をする気もあることをアピールすると有効です。もちろん共働きは大前提です。これからの時代は共働きが普通です。よほどの高収入でない場合は共働きを認めてあげましょう。
年収が多い男性は、基本的に仕事が忙しいです。土日も出勤して、平日も夜遅くまで残業している人が過半数です。年収は負けていても、自由な時間が多いことは強いアピールポイントです。家事を分担することは家庭を一緒に維持していくパートナーとしてとても喜ばれます。いまは家事が苦手でも、その気になればすぐにマスターできます。必要な努力だと思って練習しましょう。
年収は少ないが、仕事にやりがいを持っていることをアピール
イメージとして、これは大切なことです。年収が少ないうえに仕事もやりがいがないと言ってはダメです。そんな男性に魅力を感じるでしょうか。もし本当にそう思っているのなら、転職を真剣に考えても良いかもしれません。
毎日の生活を共に過ごす人として、「生き生きとした楽しい人」が好まれます。もしあなたが「自分はマイナス思考で後ろ向きだ」と自覚していても、毎日意識すれば改善できます。生き生きとしたフリをするだけでも、自然と態度が変わってきます。自己暗示のノウハウなど良い本がありますので勉強しましょう。
2,年齢の割に貯金が少ない場合
貯金の少ない理由と今後の計画を具体的に
これは年齢が高いほど厳しい条件になります。例えば、45歳であれば、社会人として少なくても20年近く働いているはずです。少なくとも年収の3倍くらいは貯金が欲しいところです。30代後半でも、結婚資金と自宅購入の頭金などはないと厳しいでしょう。
貯金が少ない場合は、その理由をきちんと分析して、今は改善していることを示す必要があります。例えばギャンブルやお金がかかる趣味に全て使ってしまった場合は、「これを今はやめたこと」、「定期預金にまわしていること」などをアピールする必要があります。まちがっても「FXで挽回する予定とか」「株で頑張る」など言わないで下さい。
その上で、出来るだけ隠れた資産を強調しましょう。生命保険の解約金や社内積立など、貯金意外の資産があることもきちんとアピールしましょう。実家に資産がある場合は、それもすこし考慮できることを説明しても良いかもしれません。
3,親と同居している場合
親と同居している男性は、「精神的に家族から自立していること」と「結婚後の同居」について、誤解をされないように注意することが大切です。
家族べったりではないことを強調
社会人になって、親と同居していることは、一般的には特殊だと思って下さい。自分ではマザコンでは無いと思っていても、現実に食事も洗濯も親にしてもらっている場合は、生活が自立できていないことになります。『生活が自立できていない』=『精神的に自立できていない』と判断されます。
先ずは、自立して生活していることをアピールしましょう。自分のことは自分でするということは、自立した大人として最低条件です。
次に、自立した大人として、精神的に家族と適切な距離をとっていることをアピールしましょう。
良くない例として、例えば、結婚相手の女性について些細な話を親に報告し、その親の感想を相手の女性に伝える人が居ます。よかれと思って「親が賛成してくれた」などいわれても、女性は不安になります。将来、結婚した後に嫁と姑は絶対にもめます。そんなときに、しっかり嫁の味方になることができるのか。相手の女性は不安になります。
これから結婚して家庭を持つのですから、親との依存関係はしっかり断ち切って、結婚相手との関係を構築する必要があります。親との依存関係を断ち切れていない男性は、まず結婚に対して真剣に考えることが求められます。
結婚後の別居を強調
もし、結婚した後は別居することが確実であれば、これははっきりとアピールする必要があります。結婚後も同居だと勘違いされると、勘違いでも大きなマイナス要因になります。
いきなり新婚当初から相手親との同居では、現在の女性は拒絶する人がほとんどです。女性からすると、全くの他人である男性と結婚した上で、さらに全く知らない家庭の習慣に合わせることになります。ひと昔前は普通だったかもしれませんが、現在では普通ではありません。あなたの感覚がずれている場合は要注意です。
結婚後の同居は仲良くなってから相談
もし、結婚後も親との同居を希望する場合は、ある程度交際を重ねてから相談しましょう。いきなりお見合いの初日に、親との同居が最低条件などと言っては、精神的に親から自立していないことをアピールしているととられます。
多少ぼかして、将来は同居の可能性もあるなどと説明してもいいのではないでしょうか。お互いの信頼関係ができてから相談したほうが、相手も受け入れやすいのです。先に同居の決断をせまることは、将来の可能性を初めから拒否していることになります。
4,学歴が低い場合
これは相手によります。
コンプレックスだと思わない
まず、学歴を絶対条件にしている女性は、縁がなかったと思って諦めましょう。そのような女性は少数ですし時代遅れです。それよりも、男性が自分の学歴をコンプレックスにしてネガティブな態度をとることが問題です。
今の時代は、学歴が昔ほど大切ではありません。昔は年功序列で終身雇用の大企業に入社することが幸せだとされました。しかし、大企業も普通にリストラする時代です。三洋電機やシャープ、全日空、ソニー、いずれも多くの大卒者がリストラされています。
極端な例ですが、大企業で上位数パーセントの出世をしても、メーカーなら役員で年収1500万円程度です。高卒でもその倍を稼ぐ人はたくさんいます。特にインターネットの普及により、20代で億単位の年収を稼いでいる高卒の人は増え続けています。年収が日本一の「斉藤一人」さんは中卒です。パナソニックの創業者「松下幸之助」は学校も出ていません。
学歴など大した問題ではありません。大企業や公務員を目指す日本の標準的な受験勉強は、世界的にも時代遅れだということは様々な事実が証明しています。例えば、日本の最高学府東京大学は、世界的に評価が低く、海外から留学生が来てくれません。アメリカの大学とは全く比較対象にすらなりません。本当に優秀な日本の人材も、海外の大学に進学しています。
社会人になった後の勉強や向学心でフォロー
学歴よりも、『社会人になってから努力したこと』が大切だと考えましょう。そのためには、たとえば、「仕事の資格を次々に取っていること」や、「特殊な技量で会社に認められていること」などが分かり易くて良いでしょう。
また、前向きに向上心を持って色々な勉強をしていることを、照れずにアピールすることが大切です。生き生きとした表情で、楽しそうに前向きな姿勢を説明することで、人間としての魅力は大きくアップします。自信をもって、自分のことを説明しましょう。(でも自慢はダメですよ。このバランスも大切。)
5,身長が低い場合
他に比べると、簡単にリカバリーできる
この条件は、他に比べると簡単にリカバリーできます。例えば、ジャニーズ事務所の人は殆どが160cm台です。背が高いという条件は、あまり現実を認識していない女性に多いこだわり条件です。背が高いという条件にこだる女性は、じつはルックスにこだわっている人が多いのです。
試しに身長にこだわる女性に、背が高いだけで服もダサくてブサイクで不潔な男性がアタックしたら、100%拒絶されます。しかし、ジャニーズの岡田君だったら、100%モテモテです。岡田君の身長は公式には169cmですが、本当は165cmあるかないかぐらいです。
つまり身長をリカバリーするためには、まずルックスが一番簡単です。ルックスといっても顔を整形するのではありません。ヘアスタイルとファッションで十分です。
清潔感とヘアスタイル、ファッションでカバーできる。
まずは清潔感です。ひげは余程のお洒落でない限り剃りましょう。鼻毛もカットします。爪は清潔に短く切ります。小指だけ伸ばすとかありえませんから。フケなど厳禁。靴やハンカチも清潔にすること。どんな女性も嫌うのはまず不潔なことです。清潔感が最低条件です。
次に、男性はヘアスタイルがまず大切です。QBハウスでカットしている人はやめましょう。親父の経営する理髪店もいけません。きちんとした街中にある美容院に行きましょう。初めてだと、かなり入りにくいと思います。でも頑張ります。初めは恥ずかしいですが、正直に相談しましょう。見栄をはったり、カッコつけると逆効果です。自分がセンス無いことを正直にうちあけて(あいては見た瞬間に分かってますから)垢抜けたイメージにするために、どうすればよいか相談するのです。美容師さんもプロです。正直に相談されたら、プロとして本気で頑張ってくれます。すこしカットを変えたり、ポイントパーマをするだけで、イメージは全く変わります。毛髪が薄い人は、意外ですがスキンヘッドが一番お洒落に変身しやすいのでおすすめです。
メガネはコンタクトにしましょう。コンタクトは使い捨てのワンデータイプだと気軽に初められます。どうしてもメガネが良いのなら、せめてファッショナブルなメガネ(999.9とかjaponismのような)にしましょう。
服装は、基本はスーツです。スーツも量販店の半額2万円では逆効果。できればセレクトショップ(UNITED ARROWS、SHIPS、BEEMSなど)の5万円くらいが最低ラインです。形が奇抜なものではなく、ベーシックだけど上質なものを選びましょう。
また、セールでは買わないこと。下手に10万円のスーツが半額などのセール商品は避けましょう。セール商品は、トレンドを極端に表現したものが多く、オシャレ上級者でないと着こなすのは厳しいのです。あくまでベーシックな形の上質な服が理想です。
服を買うときも店員に素直に相談しましょう。店に行く服がそもそもお洒落でない場合は、見た瞬間に店員にはバレています。正直に、垢抜けた雰囲気にするためにどの様な組み合わせが良いか相談します。予算を言って上下とインナーまで組み合わせてもらいましょう。
ここまですればお洒落に自信のない人でも、完全に変身できます。美容院で1万円、服装で8万円もあれば、どんなに服装に自信がない人でも、完全に別人に変身出来るのです。
6,容姿が悪い場合
容姿が悪いと、写真を見た瞬間に拒否されます。
でも大丈夫。写真を良くすることでこれを避けられます。写真だけよくても、会ったらバレると思うかもしれません。その通りです。それでもいいのです。
会って話すと、意外に良い印象で終わることはよくあります。でも会ってもらえなかったら、そんなことも起こりません。先ずは会ってもらうことが大切です。
写真はスタジオで撮る
写真は必ずスタジオで撮ります。美容院で綺麗にして、お洒落をして、さらに化粧をして撮ります。写真を撮ると分かりますが、意外なほど自然に映ります。他の人も、良い写真はみなスタジオで撮影していることに、後から気付きます。写真で間違いなく5歳は若返ります。
清潔感とヘアスタイル。お洒落になればチャンスあり
前の章でも書きましたが、大切なのは『清潔感』、『ヘアスタイル』、『ファッション』です。ダイエットなどはその後です。これを変えるだけで、間違いなく容姿はカバーできます。
7,田舎住まいの場合
田舎は魅力を伝えることが大切です。実は東京在住の人は4割が移住を希望しています。
田舎を拒否する人は実際に住んだことがない人が多いのです。田舎の良さをアピールして、早い時期に体験してもらうことが大切です。楽しそうに生き生きと田舎の魅力を説明することで、興味を引かれる女性はいます。
田舎をアピールするときに、女性に効果的なのはイメージを変えるキーワードです。具体的には『オーガニック』『スローライフ』『ロハス』といった良いイメージの田舎キーワードを使ってアピールすると、意外なほど好印象です。
また、転勤などで一時的に田舎に住んでいる場合は、きちんと説明して近々移動することを理解してもらいましょう。
ピンチはチャンス
いかがでしょうか?
大切なことは、まず自分を客観的に理解すること。そして、できる事から順番に対応することです。そうすると、ピンチがチャンスに変得ることができます。
たった一度の人生です。積極的に行動してみましょう。ここちの良い狭い世界から一歩外にでることで、人生が大きく変わります。