腕を組んで歩く新郎・新婦の後姿
結婚相談所に入ると、まず、自分にマッチングする相手のプロフィールが送られてきます。そして、自分もプロフィールを書くことになります。

そこには、相手のいろいろな情報が書かれています。そして、自分もいろいろ書かなければいけません。

しかし、そのプロフィールから相手をどう判断すればいいのか悩む方も多いのではないでしょうか?また、自分のプロフィールをどう欠けば良いのかわからない人も多いと思います。

プロフィールは最重要アイテム

結婚相談所においてのプロフィールは、最重要アイテムです。

ここでお見合い相手を決めます。そのため、このプロフィールの読み方、書き方がすごく重要なんです。

では、どうしたら、正しく相手のプロフィールを読むことができるのでしょうか?

まず、相手に対する自分の希望を整理しよう

それには、まず、自分が結婚相手に何を望んでいるのかを整理することが第一歩となります。

  • 自分が相手に望んでいる年収・容姿・人柄・趣味
  • 自分が描いている理想の結婚像

これらを、まず自分の胸に手を当てて、考えてみましょう。

自分は、結婚相手に何を望んでいるのか?
そして、どんな結婚生活を送りたいと思っているのか?

そこが原点となります。

相手のプロフィールのチェック方法

自分の希望を整理したら、それに沿って相手のプロフィールを見ていきます。

「どうしても身長180cmはないとイヤ」という人は、まず、そこに力点を置いて読んでいきましょう。

「太った人は無理」という人は、相手の体重欄をチェック!!

「ある程度の年収がある人でないと、結婚したくない」という人は、年収を見比べてみましょう。

「安定した職業がいい」という人は、職業欄も重要です。

「親との同居を希望」という男性もいるので、それが無理な人は、その点もチェック。

「お金のかかる趣味を持っている人はいや」という人は、趣味欄をチェックしてみましょう。

逆に、「同じ趣味を持っている人がいい」という人も、この欄が参考になります。

たとえば、自分の趣味がガーデニングだったとして、相手も「趣味:ガーデニング」とあれば、「あ、結婚後、一緒に庭仕事ができて楽しそう」とかイメージできますよね。

メッセージ欄から相手を読み解く

これらと合わせて、結婚相談所のプロフィール欄には、相手からのメッセージが書かれています。

そこには、「自分の望む結婚生活」とか「こんな女性と結婚したい」とか「自分はこういう人間です」などのアピールが書いてあります。

【重要】お互いの望む結婚像が一致しているか?

ここが、最も重要なポイントです。「相手の望む結婚像」と「自分の望む結婚像」が一致しているのか?

たとえば、「お互い共働きで、助け合いながら暮らしていきたい」と望む男性と「結婚後は、専業主婦として、家庭を守りたい」という女性では、この時点ですれ違っています。

「結婚後は、奥さんと一緒に、どんどん外に遊びに行きたい」というアウトドア派の男性と、「休日はできるだけ、家でのんびりしたい」というインドア派の女性では、また、お互いの望む結婚像がすれ違っていますよね。

こういう部分が、結婚後にとても重要になってきます。そして、この「結婚像の違い」は短期間ですり合わせることが難しいのです。

相手の希望に自分はマッチングしているか?

また、「相手の望む結婚相手」についても書かれている場合もあります。これは参考程度で良いので見ておきましょう。

たとえば、「明るくて笑顔のすてきな人が希望です」と書いている男性と、「自分は、感情をあまり表に出せないタイプだ」と思っている女性では、女性側がちょっと不安になります。

相手のプロフィールを読んで自分と重なる部分がある相手を選ぶと安心です。しかし、これは絶対ではありません。なぜなら、他の要素で補えるからです。いつも笑顔でなくても、たまに見せる笑顔が心から素敵な笑顔なら良いのです。そもそも女性経験の少ない男性は、よく分からずに書いている場合も多いと考えましょう。

どちらかと言うと、自分の長所と合う人を絞り込む際に、参考にすると良いですね。

料理に自信のある女性なら、「家庭的でおいしいお料理を作ってくれる人と結婚したいです」という男性にアプローチすると、うまくいく可能性が高いです。

旅行が好きで、結婚後も旅行を共にできる人と結婚したい女性なら、「旅行が趣味なので、一緒にいろいろなところに行きたい」と書いている男性にアプローチすると、話も合いそうですよね。

自己アピールには人柄が表れやすい

「自分はこういう人間です」というアピールは人柄が表れやすいポイントです。自分のアピールを書く際に参考にして下さい。

プロフィールの書き方で、不人気なアピールのひとつに、「周りの人からいつも若く見られます」というものがあります。

これは、人からの評価で、自分をアピールしています。でも、男性側からすると、「それは、こっちが会ってから判断します」となるんですね。

人からの評価より、「最初は人見知りをしますが、仲良くなると、逆にざっくばらんになる明るい性格です」というように、自分の目線で自分らしさをアピールしたもののほうが好感をもたれます。

頭だけで判断するのではなく、ひらめきも大事!

メッセージ欄を書くときに一番大切なことは、なるべく飾らずに自分の人柄を自然にアピールすることです。また、相手のメッセージを読むときには、行間から何かを感じ取ることも大切にしましょう。

不思議なもので、同じメッセージ欄を読んでも、人によって、まったく受け止め方が違ったりするのです。これも、相性だったり、第六感によるものなのでしょう。

相手のメッセージ欄を読んで「この人だ!」と感じ、会ってもそのひらめきに間違いがなかったという人も多いのです。その人の文章ににじみ出ているもので、何か通じ合うものがあるのでしょう。

あまり頭でっかちになってプロフィールを読み解く必要はありません。そのメッセージ欄も含めて、何か自分の心に響くものがあったり、いい意味でどこか気になる部分があるなら、お会いする価値があると思います。

プロフィール欄は、お見合いに向けての重要な第一歩。感性を研ぎ澄ませて、お相手をチェックしていきましょう。