結婚相談所に入会すると、たくさんの男性からの申し込みにびっくりするかもしれません。
申し込みの中からお相手を選ぶ時は、写真はもちろん、お相手のプロフィールもよく読んでみましょう。
ここではプロフィールで見るべき8つのポイントをご紹介します。
プロフィールは、あなたと相性ピッタリの人と出会うための、大切なファースト・ステップ。
あまり絞りこみ過ぎず、あくまで比較やイメージのヒントとして考えて下さい。
1.年収
色々な意見はありますが、やはり年収は重要。
しかし年収にあまりこだわりすぎると選択肢を狭めてしまいます。選択肢が狭まると、本当に相性が良い人と出会えなくなることもあります。
あなたの年収も考慮して、本当に必要最低限の年収を考えるのも一つの考えです。
例えば年収1000万円以上の人はたしかに存在しますが、働く男性のわずか3.9%。(国税庁2014年調査)
既婚者や中高年を含んでこの数字なので、30代や40代の独身者ではもっと少ないでしょう。
こちらも参考に⇒結婚相手に求める理想の年収と現実はこんなことに…
注意したいのは、年収とプライベートな時間は両立しにくいということ。
年収は多ければ多いに越したことはありませんが、年収が多い人は、それだけ忙しいのも事実です。
年収が多い場合の注意点として…
- 土日も休みなく働いていたり、夜勤が多いかも
- プライベートも取引先との付き合いばかりということも
- 家族サービスはほとんどしてくれないかも
- 妻が働くことを嫌がるかも
年収が多い男性には、こういった心配もあるのです。
年収がそれほど高くなくても、家族で毎晩一緒にご飯を食べられる幸せという選択肢もあります。
休日も子供がいれば、家族揃って近場の公園でも十分楽しいもの。
残業や出張で家にいない夫より、一緒に家族と時間を過ごして家事も分担してくれる夫を選ぶという選択肢もあります。
女性も働くのが当たり前の時代。
もしあなたが仕事を続けたいと考えている場合は、結婚前によく話し合う必要があります。
年収が多い人は、女性が働くことを好まない傾向があるとも言われます。
時間に余裕のある相手であれば、一緒に子育てをしてくれることで、あなたも仕事を続けられるかもしれません。
2.職業
会社員、自営業、会社役員、医師、弁護士など、大きな括りで書かれていることが多いです。
会社員でも、製造業なのかサービス業なのかによって、日々の生活スタイルが全く異なります。
一般的に、製造業の場合、給料はあまり高くないけれど、住宅手当や育児休暇、有給消化率が高いなど福利厚生は充実しています。
残業なども少ないことが多いでしょう。
一方でサービス業や営業、建設業などでは、平日の夜は接待、休日はゴルフなどなかなか忙しいことが多いです。
晩御飯は基本外食というライフスタイルで、福利厚生も十分でないケースもあります。
年収100万円くらいは、福利厚生ですぐに変わります。
また、転勤族かどうかも人生を大きく左右してきます。
子供が小学生以上になると、なかなか転勤もできません。
自宅を購入すると確実に単身赴任の生活になります。
自営業の場合、家業であれば親と同居になる可能性はぐんと上がりますし、起業したばかりであれば軌道に乗るまでは経済的、精神的に大変かもしれません。
あなたが今の仕事を続けたいのであれば、それが可能な相手かどうか、会った時によく確認するようにしましょう。
こちらも参考に⇒保存版!職業別の平均年収!婚活前に知っておこう
3.兄弟構成
心理学者のアドラーによると、生まれ順が性格に与える影響は大きいそうです。
第1子、末っ子、ひとりっ子、真ん中、生まれ順での相性の良し悪しはあるとも言われます。
またお相手の兄弟は、結婚後もっとも年の近い親族となる人たちです。
ちょっとだけ気に留めて見てみましょう。
こちらも参考に⇒長男との結婚は意外とオススメ? 長男・次男・ひとりっ子の違いとは
4.学歴
女性のあなたが大卒なら、相手の男性も同等かそれ以上にしたほうが良いかもしれません。
学歴で差別する意味ではありませんが、「価値観の違い」の生まれる原因にもなり兼ねません。
逆にあなたが高卒や専門学校卒の場合は、あまり気にする必要はありません。
女性がすこし学歴が低いのは許容範囲と言われます。
ただ医者や国公立大卒などあまり高学歴な人だと、価値観が合わない可能性もあります。
単純に高学歴が良いという話ではありません。
ある程度のバランスが大切です。
同等の学歴だと、お互いコンプレックスを感じることのないフェアな関係を築きやすいのは事実。
これは婚活をして多くの人と会うと、なんとなく分かるかもしれません。
5.出身地
これは長い結婚生活を送るうえで、価値観次第では重要なポイントになります。
交際を進めていく上で、現在の居住地は意識しても、なかなか実家の場所まで気が回らない人も多いでしょう。
しかし将来は、双方の親の介護に直面します。
出身地≒実家がどこにあるのか、もし遠方の場合は介護のために親元へ帰る可能性があるのか、お相手の価値観も含めて確認した方が良いでしょう。
男性の中には、自分の親の介護を妻がするのは当然だと考えている人もいます。
できればお互いの実家はなるべく近い方が何かと便利です。
子供が生まれたら顔を見せに帰省もしなければいけません。
遠いところだと飛行機代だけでも相当かかってきます。
都心部の女性には、地方出身の男性にデメリットを感じる方もいます。
地方出身の利点として、子供が田舎の自然に触れたり、帰省で特別な旅行気分を味わえたりすることも。
子供にとってはとても貴重な体験になります。
文化や風習の違いを体験できるのはあなた自身にも面白い体験になるかもしれません。
6.趣味
趣味をたくさん書いている人は、アクティブで楽しそうとも受け取れますが、逆に言えばあれこれ手を出しすぎていてどれも中途半端だったり、趣味への投資が多すぎて貯金がほとんどなかったりすることも。
これは意外に年収の多い人にありがち。
年収がある程度高くても、手元にあるお金を全て使い果たしている人は案外います。
結婚相談所では、年収について源泉徴収票や給与明細提示が求められますが、貯蓄高を提示するところはあまりありません。
プロフィールでも行間から推測するしかできません。
趣味がないのも面白みに欠けるかもしれませんが、あなたの趣味の世界に誘ってみるのも良いですし、共通の趣味がなくても結婚生活は十分成り立ちます。
例えば、夫の趣味がマラソン、妻の趣味が生花という夫婦でも円満な家庭を築いているケースはいくらでもあります。
お互いの趣味を尊重できれば、ひとりの時間をそれぞれ楽しみ、息抜きにもなって円満に結婚生活を送ることにもつながります。
趣味では、あまり絞り込み過ぎない様にしましょう。
7.自己紹介文
唯一、自分自身を自由にPRできる場所です。
口下手な人や文章を書くのが苦手な人でも、たっぷり時間をかけて考えた文章ですから丁寧に読んでいきましょう。
文章にはどことなく人柄が出るため、そこで受けた印象は会った時の印象と似ていることが多いです。優しそう、頼もしそう、とその人らしさがにじみ出ていますから、フィーリングが合うかどうか判断できる大きなポイントです。
単語でしか書けなかった仕事や趣味について、具体的な記述もありますから気になることをチェックしてみましょう。
8.写真
最もインスピレーションを受けるのは写真でしょう。
いくらプロフィールや自己紹介を読んでいいなぁと思っても、写真でガッカリというのは実際よくある話です。
毎日一緒に過ごす相手となるわけですから、生理的に受け付けない相手ならそれも仕方ないことです。
外見の良さではなく、その人の笑顔や表情を見て判断しましょう。
それに実際に会って話をしていくうちに、相性の良い人であればどんどんカッコよく見えてくるものです。
あまり写真のハードルを高く上げすぎないことです。
会ったこともない見ず知らずの人を選ぶのは、ある意味とても難しいこと。
恋人探しではなく、生涯一緒に暮らす人を選ぶのが婚活です。あなたがどういう結婚生活を送っていきたいか想像しながら、ぴったりの相手を探していきましょう。
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あなたが本気で行動すれば、きっと理想の結婚相手との出会いが待っています。
この記事を読んで頂いたのも何かのご縁、あなたの幸せを心よりお祈りしております。