Enjoying time together.
「婚活って結局、お見合いをするってことでしょ?」
「でも、私、お見合いとか苦手だし・・・」
そう思っている方も多いかもしれませんね。

お見合いって、本当に大変です。エネルギーが必要です。まず「知らない人と会う」・・・それだけでも、エネルギーが必要ですよね。人見知りの人ならなおさらです。

服装とかも気を遣います。時間通りに行かないといけないし、何を話したらいいのかわからないし・・・。そんなことを考えていると、それだけで疲れてしまいます。

婚活相手に会うときの心構え

婚活相手に会うときに、どういう心構えで行けばいいのでしょうか。それを知っておくだけでも、かなり気が楽になるはずです。

ありのままの自分を出そう

一番大事なのは、ありのままの自分を出すということ。

お見合いだからと言って、相手によく見られようとか思う必要はありません。なぜならゴールは「結婚」だからです。

これが仕事相手なら話は別。自分を作って相手に好感をもたれるように努力する必要があります。でもお見合いは一生をともにする相手を探すために会うのです。

だから本当の自分を知ってもらう必要があります。できるだけありのままの自分を出すようにしましょう。それでいいのです。ありのままの自分を出して相手によく思われなかったとしても、それはそれでいいのです。

あなたの本当の姿を知って、それを好ましいと思ってくれない相手と結婚しても、しあわせにはなれません。これはあなたが悪いのでもなく、相手が悪いのでもなく、単に相性が合わなかった・・・それだけのことです。

だから、いちいちその結果に一喜一憂する必要はありません。大事なことはありのままの自分を相手にプレゼンして、「こんな私ですが、どうでしょう?」とお伺いを立てることです。

縁があり相性のいい人なら、そんなあなたのことを好ましいと思って交際を申し込んでくれます。
(こちらも参考に⇒すべての人が結婚できる理由とは。相性の良い相手を探そう!

最低限のマナーは守ること!

ただ、もちろんこれは傍若無人にふるまっていいということではありません。お見合いにわざわざ足を運んでくれた相手には、ちゃんと礼儀を尽くさないといけません。

なので、最低限のマナーについてお話したいと思います。

あいさつをきちんとする

まず最初に会ったら
「今日は、わざわざ来てくださってありがとうございます」
とお礼を言いましょう。

当たり前のことだと思われるかもしれませんが、それができない方がときどきいます。

社会人として、当然の礼儀ですよね。

落ち着いた態度で、相手の話を聞きつつ、自分の考えもしっかり伝える

お見合いだと、緊張のあまりまったくしゃべれなくなったり、あるいは逆に饒舌になりすぎたりします。

でもどちらの態度も、相手にとってはあまり居心地のいいものではありません。心を落ち着けて、相手が何か話して来たら笑顔で聞きましょう。

適度に質問とかを入れると、自分の話に興味を示してくれたと感じて、相手も話しやすくなります。自分に何か質問されたり相手に伝えたいことがあったら、落ち着いて話してみましょう。

相性がいい場合は、このあたりからどんどんお互い話が乗ってくるものです。

逆にお互い努力をしてもいまひとつ話が盛り上がらない場合は、やはり縁のない相手だと思ったほうがいいでしょう。

1時間は相手と話をしてみる

お見合いの場合、最低でも1時間はお話するのが礼儀だと言われています。1時間はお話をして、これ以上話しても印象が変わりそうもないと思ったら、

「今日はありがとうございました。今日は初めてなので、この辺で失礼します」

と笑顔で話を切り上げましょう。

お見合いは女性の側から、切り上げてもOK!

女性の側から、お見合いの終わりを申し出てもいいのです。

「ルールズ」という有名な恋愛指南本では、「デートの終わりは、女性側から切り出す」というのがルールとなっています。
(こちらも参考に⇒「ルールズ」に学ぶ、しあわせな結婚をする方法

これには別にこだわらなくていいと思いますが、大事なのは笑顔で話を切り上げるということです。

相手がいやだから話を切り上げるように思わせるのは、相手に失礼だからです。

お会計でのマナーについて

そしてお会計ですが、これはまず相手に払ってもらいましょう。
その上で、
「おいくらでしたか?」
と聞いてお財布を出します。

昔はここで
「あ、そんなことはいいんですよ」
と男性側は言ったものですが、最近は、
「では、○○円お願いします」
と言ってくる男性も多いようです。

お見合いで女性側の多くが問題にするのが「おごってくれない男性というのはどうなのか?」ということ。

おそらく、圧倒的に女性は男性側からおごられたいと思っていると思います。
ただ、女性の中には男性におごられることが嫌だと思う女性もいるようです。

これには個人差があり、それぞれの価値観で判断すればいいと思います。

ただ「おごってもらって当たり前」のような態度はとらないで、一応お財布を出すような素振りは見せましょう。
男性側も100%おごる気でいても、女性が「おごってもらって当たり前」というような態度だと、相手に気遣いのできない女性だと感じてしまいます。

お見合いで一番難しいのが、このお会計での段階です。できるだけスマートにすませられるように、工夫してみてください。

最後にお礼のメールを!

そして別れた後は、
「今日は、わざわざ来てくださってありがとうございました」
と、お礼のメールを入れましょう。

相手側がもし、あなたのことを気に入ってくれたなら、次のお誘いのメールが来るはずです。逆に脈のなさそうなメールが来たら、それで終わりにしてまた次に行きましょう。

お見合いは、毎回毎回本当にエネルギーを使います。婚活を「修行」だと言う人が多いのも、うなずけます。

でも、そこを通ってこそ出会いもあるわけです。

結果に一喜一憂することなく、ひとりでも多くの人に会って、自分の生涯をともにできる相手を探してみてくださいね。

出会うまでは本当に大変ですが、ベストパートナーに出会ってしまうと、頑張った過去の自分に感謝したくなります。

そんな日がいつかやってくることを信じて、小さな努力を積み重ねていきましょう。