外向型【E】
内向型【I】
五感型【S】
直観型【N】
思考型【T】
情緒型【F】
決断型【J】
柔軟型【P】
あなたは「企業家タイプ」と診断されました
企業家のあなたは、会う人に強い印象を与える人です。アイデアが豊富かつ社交的なのでとても魅力があります。そして愛想もよく、誰とでも仲良くできるタイプです。さらにあなたは人に好かれたいという欲求を強く持っています。その場の中心人物になることを好み、手を変え品を変えて自分をアピールします。
話術がうまく、あなたが話し始めるとみんな興味津々でその話を聞いてしまいます。そしてあなたが気に入って人に勧めたいと思ったものは、必死で周囲に勧めます。結果周囲の人はあなたのその熱意と説得力のある話に引き込まれ、あなたに従ってしまいます。
好奇心も旺盛で、将来の予想図を見極めるのも得意です。意外と戦略的にものごとを考えることができるので、交渉するのも上手。仕事の取引なども成功させてしまいます。ただ、愛嬌があり人気者ですが、結構その場限りの発言が多く自分のやるべき責任を果たさないことがあります。
考え方に柔軟性があるので臨機応変に物事に対応できますが、決断力に欠けます。そして何かをひとつに絞り込むことが苦手で、何かを決めないといけないときもできるだけそれを先延ばしにしたいと思ってしまいます。話はおもしろく魅力的なのですが、いざというとき決断できないのでそれによって信頼を失うことも多いです。
でも独特のみんなから愛されるキャラクターに助けられ、うまく人生を渡っていくのが企業家型。少し危なっかいしいところもありますが、生まれながらの世渡り上手なので得な性格です。
注意するべき点は・・・
企業家のあなたは周囲を楽しませる人気者です。どんな人とも仲良くなれるし、そのための努力もします。でもその一方で飽きっぽく、何かを始めても途中やめにしてしまうところがあります。なので誰かとお付き合いを始めても最初はとても盛り上がるのですが、だんだん飽きてきてほかの人に興味を持ち始めたりします。
好奇心が旺盛だし社交的なので、いろいろな人と付き合ってみたいと思いがちなのです。話もうまいのでたいていの人はあなたに好感を持ちますから、交際相手にも事欠きません。でも、交際するということはある程度誠実さが必要です。さらに結婚するとなれば、責任も生じてきます。でもあなたは悪気はないのですが、ひとりの人とずっと交際するということをつまらなく思いがちなのです。
しかもあなたは、いろいろな選択肢を残しておいてひとつに決めることが苦手です。つまり交際相手も複数選んでおきながら、なかなかひとりに絞れないということがありがちです。そしてその煮え切らない態度に、相手から不信感を持たれることもあります。
確かに、若いときはいろいろな人と付き合ってみるということも大切なことです。どういう人と自分が合うのかとか、そもそも異性とはどういうものなのかなど結婚前に学んでおいた方がいいからです。でもだからといって、いつまでもひとりの人にしぼらないままお付き合いを続けると言うことは誠実さに欠けます。
相手に対しても不誠実なことですが、自分自身もそういうことを繰り返していると虚しさを感じるようになります。いろいろな人とお付き合いをするのは楽しいですが、でも本当に信頼できる相手というのは限られてくるはずです。そういう相手を見つけたなら大事にしましょう。あなたの人生にとって、とても貴重な相手となるからです。
そういう人と出会っても企業家型は、その大切さに気づかずぞんざいに扱いがちです。そして大切な存在である相手を失ってから、その大切さに気づくということが往々にしてあるのです。もっと慎重に人生を歩むように心がけましょう。
それでも企業家のあなたは、わかっていてもそれがなかなかできない性格。そこでたとえば結婚相談所のアドバイザーなどに相談してみると、あなたの性格などを考慮して適切なアドバイスをしてくれるかもしれません。第三者から客観的な指摘をしてもらえると、結構素直に聞き入れられたりするものです。
企業家タイプの有名人
柳沢慎吾(俳優)
企業家型の代表格といえば柳沢慎吾さんですね。まず彼が登場するだけで、すごいインパクトがあります。そして一気に周囲を笑いの渦に引き込みます。そこが企業家型のすごいところです。彼のおもしろさは芸能界ではかなり重宝されているようです。社交的で芸能界にも多くの友達がいます。
柳沢さんは、いつも熱くてTVに出たら常にハイテンションです。意外と女性からも人気があり、関根麻里さんは昔から「自分の理想のタイプは柳沢慎吾さん」と言っていました。そして柳沢さんは、実生活では4歳年下の美容師さんと結婚しています。6年間おつきあいしての結婚だったとか・・・。やっぱり企業家型は結婚を決断するまでに時間がかかるんですね。でも結婚生活は順調のようです。
企業家型はアイデア豊富で魅力的なのですが、ちょっと子供っぽいところがあるんですよね。柳沢慎吾さんもそんな感じなので奥様はもしかしたら、逆に大人な感じのタイプの人なのかもしれません。
スティーブ・ジョブス(実業家)
企業家型のひとりとして挙げられるのが、大企業アップルを立ち上げたスティーブ・ジョブズです。好奇心旺盛でいろいろなアイデアを出しては会社を大きくしていきました。企業家型らしくトレンドを予測するのが上手で、社交的な性格でした。交渉能力にもたけていて、どんどん革新的な提案をしては周りを巻き込んでいったジョブズ。しかもいろいろな人のアイデアを聞いては、さりげなく自分のものとしてうまく取り込んでいたようです。
恋愛においては奔放で、複数の女性と同時に付き合うことが当たり前だったのだとか・・・。しかも、交際している女性に子どもができても認知しませんでした。責任を取ることを怠りがちな企業家型ゆえの過ちでしたが、その後改心してその子どもを引き取り大学入学まで一緒に暮らしたそうです。
彼を変えたのが、ジョブズのスタンフォード大学での講演中に聴衆の中にいた学生のローレン・パウエル。彼女にひとめぼれしたジョブズは彼女一筋になり、しあわせな結婚をしました。慈善行為が大好きな心優しい妻のおかげで変わって行ったジョブズ。そして認知しなかった娘を引き取って大切 に育てるまでに変化したのです。ひとつの出会いが、どんなにひとりの人間を変えていくのか教えてくれる感動的なエピソードですね。
坂本龍馬(江戸時代末期の志士)
歴史上の人物の中でも人気の高い坂本龍馬。彼も企業家型の典型のような人物です。特に美男子でもないのに人間的に魅力があり、社交的でどこでも人気者でした。いつもおもしろいアイデアを思いついてはそれを実行し、時代の先を読む先見の明がありました。好奇心も旺盛で新しいものを取り入れるのが大好き。日本で最初に新婚旅行をしたのも龍馬だと言われています。
ただ、何か新しいことを思いついてもそれをコツコツと築き上げていくことは苦手で、責任感にも乏しい面があったようです。それでも人を惹きつける魅力があるので女性からも人気があり、いろいろな女性と交際したと記録には残っています。婚約者もいたのですが、結婚を先延ばしにして結局結婚はしませんでした。
ただ有名なお龍さんだけは別格で、龍馬の唯一の妻と言われています。龍馬はお龍さんのことを「おもしろい女」と評していて、自分と似たものを感じていたようです。確かに企業家型のようなタイプは美しい女性より、興味深く感じられる女性のほうに惹かれるのかもしれません。